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全酪連と酪青女、新宿駅で酪農理解醸成へPR活動 模擬搾乳体験やチラシ2,000枚配布

9月30日
読了時間: 2分
模擬牛による搾乳体験を楽しむ子ども
模擬牛による搾乳体験を楽しむ子ども
開会に当たりあいさつする酪青女の斎藤委員長
開会に当たりあいさつする酪青女の斎藤委員長

 全酪連は9月27日、全国酪農青年女性会議(酪青女)などの協力を得て、東京・新宿の新宿駅西口広場イベントコーナーで酪農の消費者理解醸成にむけたPR活動を行った。酪青女の役員や関係団体役職員などが集まり、ミルメークを添えたチラシの配付や、模擬牛による搾乳体験などを展開。参加者らの声掛けや模擬牛は休日の新宿駅を行き交う消費者の目に留まり、多くの人がブースに足を運んでいた。

 この取り組みは、飼料・燃料価格の高騰や為替相場の動向など、酪農経営を脅かす状況が続く中で、酪農が国土保全や地域経済の安定などに対して果たしている役割や酪農が置かれている状況、牛乳・乳製品が持つ機能性などについて消費者に説明することで酪農への理解を深めてもらい、国産牛乳・乳製品の消費の維持拡大、定着を図ることを目的としている。

 新宿駅西口での開催は昨年に続き5回目。今年も模擬牛による搾乳体験には多くの家族連れが参加し、酪青女の会員らが搾乳をサポートしたほか、ミルメーク付きのチラシ2,000枚を生産者らが配付した。

 ブースではJミルクや中央酪農会議などの協力も得て、「土日ミルク」の広報やAR型体験ゲームのほか、飼料やパネルの展示、ホルスタインを模した保冷剤がゲットできるクイズ企画なども併せて展開した。

 開会に当たりあいさつした全酪連の佐藤弘常務は、熊本地震や千葉豪雨など自然災害が酪農の生産にも影響を与えていると前置きし、「生乳需給も厳しい状況にある中、やはり飲用消費の減退が大きな要因の一つだ」と指摘。その上で、課題解決には「酪農家の皆さんが消費者に直接訴えることが一番説得力があると思うし、そういう(アンケート結果という)事実もちゃんと出ている」と話し、参加した生産者らに積極的な訴求活動の実施を呼び掛けた。

 酪青女の斎藤忠義委員長は、脱脂粉乳在庫が積みあがる現状に触れ「その中で生産者が先頭に立って消費者の方々と交流し、牛乳の消費拡大に向けて活動するのは大変重要なこと」と述べ、「限られた時間ではあるが、良いイベントにしていきたい」と思いを述べた。

 (山根藍利)

 出典:酪農経済通信 2026年9月29日付

 原題:全酪連と酪青女、理解醸成に向けPR活動


酪農の現状や牛乳・乳製品について紹介するパネル展示を眺める来場者
酪農の現状や牛乳・乳製品について紹介するパネル展示を眺める来場者

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