森永乳業など、岩見沢で酪農家の講話や搾乳体験 酪農や牛への理解深める
森永乳業と森永乳業北海道、森永酪農販売は、10月2~4日に北海道岩見沢市などが同市のいわみざわ健康ひろばで開催した「いわみざわ健康まつり」に協力し、酪農家による講話や搾乳体験などを行った。集まった市民らが酪農や牛への理解や興味を深めた。
森永乳業は北海道大学センター・オブ・イノベーション(COI)の参画メンバーとして、2017年から岩見沢市民の母子調査を実施し、データ分析を通じて未来の子どもたちの健康増進に取り組んでおり、昨年には同市と健康増進に関する包括連携協定を締結している。
いわみざわ健康まつりは健康に対する意識・関心を高めてもらおうと開催されており、今回は北海道などが共催、森永乳業、森永乳業北海道、森永酪農販売に加え北海道大学COI-NEXTなどが協力。日替わりで参加者の健康把握や専門家による健康アドバイスなど、健康に関する理解を深める催しが行われた。

森永乳業などは10月3、4日に親子らを対象とした搾乳体験と酪農家による講話を開催。講話は同市の酪農家・橋谷功志さん(JAいわみざわ酪農部会長)が「牛からの贈り物とおなかのはなし」と題して行った。
10月3日午後に行った講話で、橋谷さんは岩見沢に6戸、全道には4,800戸の酪農家がおり、82万頭の牛が飼養されていることや、牛が2歳ほどで子どもを産んで乳を出すようになることなどを分かりやすく解説した。
また、牛が食べる餌の種類を紹介したほか、牛の消化の仕組み、糞尿の利用先なども紹介。さらに生乳がどのように利用されるか、牛乳・乳製品がつくられる過程を木に見立てて表現した「ミルクの木」で説明した上で、牛乳・乳製品を「牛からの贈り物。たくさん食べて、飲んでください」と呼びかけた。
参加者からは「チモシーとオーチャードグラスを混ぜて播くのはなぜ」「デントコーンは飼料にどれくらい混ざっているか」などと熱心に質問し、酪農や牛について理解を深めていた。
(佐藤世一)
出典:酪農経済通信 2026年10月8日付
原題:講話や搾乳体験で酪農や牛への理解深める
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