2025年度チーズ総消費量は3.4%減、2年ぶりの減少に
- 7月23日
- 読了時間: 2分
農水省畜産局が2026年7月17日に発表した「令和7年度チーズの需給表」によると、2025年度のチーズの総消費量は31万5,198tで、前年度の32万6,437tから3.4%(1万1,239t)減となり、前年度の前年度比3.5%(1万984t)増から2年ぶりの減少に転じたものの、11年連続で「30万t」台を維持した。
過去最高だった2019年度の35万5,996tからは11.5%(4万798t)減となり、歴代2位の2020年度の35万5,496t、3位の2021年度35万4,510t、4位の2018年度34万8,319t、5位の2022年度33万5,633t、6位の2017年度33万3,580t、7位の2024年度32万6,437t、8位の2023年度31万5,461tに次ぐ歴代9位の記録となる。
NC消費量は6.0%減、20万t台を割る
チーズ総消費量のうち、NC(ナチュラルチーズ)消費量は19万1,645tで前年度比6.0%(1万2,135t)減と、前年度の4.8%(9,313t)増から2年ぶりの減少に転じ、2023年度(19万4,410t)以来2年ぶりに「20万t」台を割った。なお、2011年度以降で過去最高は2019年度の21万5,618tとなる。
このうち、国産NC生産量は4万5,532tで0.4%(160t)増と、前年度の0.5%(226t)増に続き、2年連続で増加し、2011年度以降での過去最高だった2022年度の4万6,160tに次ぐ歴代2位の記録。3位は前年度、4位は2021年度(4万5,336t)。
国産NC生産量のうち、PC原料用以外(2015年度までは直接消費用と表記)は2万2,386tで1.0%(224t)減と、前年度の3.9%(841t)増から2年ぶりの減少に転じた。過去最高は2021年度の2万3,751tだった。一方、PC原料用は2万3,146tで1.7%(384t)増となり、前年度の2.6%(615t)減から2年ぶりの増加に転じた。
PC原料用以外(直接消費用)が減少し、PC原料用が増加したことから、国産ナチュラルチーズに占めるPC原料用以外(直接消費用)の構成比は49.2%となり、前年度の49.8%から0.6ポイント低下した。なお、2023年度は48.2%、2022年度は49.6%、2021年度は52.3%、2020年度は50.2%、2019年度は51.8%、2018年度は48.9%だった。
一方、輸入NCの総量は24万1,644tで4.5%(1万1,399t)減と、前年度の3.9%(9,614t)増から2年ぶりの減少に転じた。過去最高は2019年度の28万6,938t。
このうち、PC原料用は7万2,385tで0.7%(512t)増と、前年度の1.5%(1,085t)増に続いて2年連続増加。過去最高は2018年度の9万3,787t。
PC原料用のうち、関税割当内は4万7,954tで1.3%(609t)増と、前年度の4.7%(2,325t)減から3年ぶりの増加に転じた。過去最高は2011年度の6万1,197t。
PC原料用以外(直接消費用)は16万9,259tで6.6%(1万1,911t)減と、前年度の4.9%(8,472t)増から2年ぶりの減少に転じ、2016年度以来の「16万t」台。過去最高は2019年度の19万4,763t。
チーズ総消費量に占める国産割合15.5%
チーズ総消費量のうち、PC消費量は12万3,553tで0.7%(896t)増と、前年度の1.3%(1,606t)増に続き2年連続増加。過去最高は2020年度14万3,056t。
このうち、国産PC生産量は11万5,995tで0.7%(770t)増と、前年度の1.2%(1,405t)増に続き、2年連続増加。過去最高は2020年度13万3,809t。輸入PCは7,598tで1.7%(126t)増と、前年度の2.8%(201t)増に続き2年連続増加。過去最高は2011年度の9,927t。
なお、PC原料用NCの国産割合は24.2%と、前年度の24.1%からは0.1ポイント上昇し、2022年度(23.6%)以来4年連続で「20%」台を維持した。
また、チーズ総消費量(NCベース)に占める国産割合は15.5%で、前年度14.8%から0.7ポイント上昇し、2023年度(15.3%)以来2年ぶりの「15%台」となった。
≪酪農経済通信/2026年7月22日付≫
原題:2025年度チーズ総消費量、2年ぶりの減少に


.webp)








