2026年1~3月期の全国F1交配率は45.1%、歴代3位に
- 7月6日
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日本家畜人工授精師協会が7月3日に発表した令和8年(2026年)第1四半期(1~3月)の「乳用牛への黒毛和種の交配状況について」(速報)によると、延べ人工授精頭数に占める黒毛和種授精の割合(F1交配率)は全国平均で45.1%(調査43県)となり、歴代2位となった前期45.4%(調査44県)から0.3ポイント低下したものの、歴代3位の2022年7~9月(調査46県)および2023年7~9月(調査45県)43.1%を上回り、3位の記録となった。歴代1位は前々期46.5%(調査44県)。
F1交配率「30%」台以上は2013年7~9月期の31.5%以降51期連続と、ほぼ13年にわたって高い水準にあり、この間のピークとなった2015年7~9月期36.2%以降、低下傾向だったが、2019年7~9月期38.2%から高い割合が継続、2022年計は41.1%と年間で初の「40%」台に突入、翌2023年計も41.8%、2024年計は38.4%と「40%」台を割り込んだが、2025年計は「44.1%」と過去最高を更新している。今期の前期比は4期ぶり低下だった前期に続き2期連続低下、前年同期比は3.1ポイント上昇し5期連続上昇。
地区別では、北海道が36.3%で過去最高を更新した前期と同率で、2期連続過去最高を記録。前期比上昇(同率含む)は7期連続、前年同期31.8%からは4.5ポイント上昇し6期連続上昇。「30%」台は5期連続、「20%」台以上は45期連続となる。都府県平均は56.9%(調査42県)で、前期57.7%(調査43県)から0.8ポイント低下と、2期ぶり低下だった前期に続き2期連続低下、前年同期比は1.3ポイント上昇で5期連続上昇。過去最高は前々期61.1%、2位は2023年7~9月期60.8%、3位は2022年7~9月期59.1%(調査45県)。「50%」台以上は2021年1~3月期以降21期連続となる。
地域別で最も高い割合となったのは、近畿72.1%で前期比1.0ポイント上昇と3期ぶり上昇となり3期連続「70%」台、次いで中四国69.9%で1.2ポイント低下と2期連続低下となり、13期ぶりの「70%」台割れ、九州69.8%で0.4ポイント低下と2期連続低下となり、4期ぶりの「70%」台割れ。これにより、「70%」台は近畿のみ(前期4地域)となった。北陸は61.0%で6.1ポイント上昇と3期ぶり低下だった前期から上昇、関東55.8%で0.8ポイント上昇と2期ぶり低下だった前期から上昇となり、この6地域が50%超え(前期は中四国、近畿、東海、九州、関東、北陸の6地域)。前年同期から上昇したのは、北陸9.2ポイント上昇、北海道4.5ポイント上昇、九州2.9ポイント上昇、東北2.7ポイント上昇、近畿1.3ポイント上昇、関東0.1ポイント上昇の6地域(前期は九州、東北、北海道、近畿、関東、東海、中四国の7地域)。
「性判別精液の割合(全国のみ)」は26.1%で前期24.7%から1.4ポイント上昇し、2期ぶり上昇だった前期に続き2期連続上昇となるとともに、過去最高だった前年4~6月期24.9%を上回り過去最高を更新。初の「20%」台に乗せた2023年1~3月期以降13期連続「20%」台、10%台超えは2016年10~12月期から38期連続。前年同期比は1.8ポイント低下で3期ぶり上昇。
≪酪農経済通信/2026年7月6日付≫
原題:1~3月期全国F1交配率、歴代3位に

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