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JCA「侍チーズ職人の会」、全国11工房が国産ナチュラルチーズ約20種を披露

  • 7月1日
  • 読了時間: 2分

更新日:7月26日

生産者、消費者、関係者らが交流した
生産者、消費者、関係者らが交流した
出品工房のチーズ職人11人を侍風に表現したポスター
出品工房のチーズ職人11人を侍風に表現したポスター

 日本チーズ協会(JCA、松原正典会長)は6月26日、東京・神田のエッサム神田ホール1号館で「侍チーズ職人の会」を開いた。同イベントは2025年に続き2回目の開催。同協会会員の全国11工房が約20種のチーズを持ち寄り、来場者に披露した。会場には関係者を含め約80人が来場し、国産ナチュラルチーズ(NC)の作り手と消費者、関係者が交流した。

 会場には工房ごとにテーブルが設けられ、各工房自慢のチーズが試食品として並んだ。来場者はテーブルを回りながら、チーズをつくった職人や工房関係者と直接会話し、風味や味わいを楽しんでいた。会場の壁面には、出品工房のチーズ職人を侍風に表現したポスターも掲示され、作り手の誇りや個性を印象付ける演出となった。

 冒頭であいさつした松原会長(広島県・三良坂フロマージュ)は、国産NCについて「すごく盛り上がってきている」とした上で、「まだまだ皆さんに浸透していない」と指摘。来場者に対し、今回のイベントで味わった感動を周囲に伝えてほしいと呼び掛けた。また、円安などにより国内酪農が厳しい状況にあることにも触れ、「国産チーズを食べて、ぜひ日本の酪農も応援していただきたい」と訴えた。

 イベントでは、同協会の事業紹介も行われた。西山厚志副会長(茨城県・新利根チーズ工房)は、同協会の活動について、広報、研修、衛生、認証、コンサルティングの5本柱で構成されると説明。今回の「侍チーズ職人の会」や2026年2月に都内で開催した「H1チーズグランプリ」などを通じて、国産NCの普及を図っているとした。また、研修や衛生管理、認証制度「プラウドリー・ジャパンチーズ」、工房へのコンサルティングなどを通じた、国内チーズ工房への支援の取り組みを紹介した。

 会場では、松原会長が2026年3月に米国で開かれた国際チーズコンテスト「ワールド・チャンピオンシップ・チーズ・コンテスト2026」で金賞を受賞したことも紹介され、このほど届いた盾がお披露目を兼ねて授与された。

 JCAは、工房製を中心とした特色ある日本産チーズの品質向上と普及を目的に、2019年11月11日の「チーズの日」に設立。今回のイベントは、国産NCの多様性や作り手の熱量を来場者に直接伝える場となった。

 (斉藤宏之)

 ≪酪農経済通信/2026年7月1日付≫

 原題:JCA「侍チーズ職人の会」国産NC発信


ワールド・チャンピオンシップ・チーズ・コンテスト2026金賞受賞の盾を手に、来場者にあいさつする松原正典会長
ワールド・チャンピオンシップ・チーズ・コンテスト2026金賞受賞の盾を手に、来場者にあいさつする松原正典会長

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