Jミルク・大貫洋一会長、牛乳乳製品の価値訴求に「ひと工夫必要」
- 5月27日
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Jミルクの大貫洋一会長(森永乳業社長、日本乳業協会副会長)は、日本乳業協会が22日に開いた第15回定時社員総会後の懇親会の乾杯あいさつで、脱脂粉乳の在庫問題など酪農乳業を取り巻く課題について関係者以外での認知が進んでいないと指摘した上で、牛乳乳製品の価値訴求をさらに進めていく必要があるとの認識を示した。
大貫会長は、Jミルクが取り組む牛乳乳製品の需要拡大や脱脂粉乳の在庫削減対策などに触れる中で「業界の関係者ではない方々と話をした時、脱脂粉乳の在庫の話が全く通じないことを痛感した。しかし一方で酪農家が減っているということは知っていた。そうすると皆さんは『酪農家が減ると生乳が不足するが、日本は人口や牛乳の消費も減っているし、ちょうどいいのでは』という思考回路になる。これは非常に困った問題だと感じた」と話し、日本の酪農乳業が果たす役割について広く社会に発信していく必要があるとの認識を示した。
その上で「牛乳乳製品の価値訴求はこれからも取り組んでいくが、もうひと工夫が必要だと非常に感じている。『持続可能な酪農乳業の確立』という共通課題に対し、Jミルクはハブ機能としての体制を組んでいきたい。中東情勢などいろいろな問題がある中で、日本乳業協会におかれては『業界の指南役』として、今後もサプライチェーン強靭化のための重要な役割を果たしていただくことを期待したい」と述べた。
(伊藤まい)
≪酪農経済通信/2026年5月27日付≫
原題:牛乳乳製品の価値訴求に「ひと工夫必要」
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