不足懸念のローリーに応援車両が続々到着――令和8年熊本地震
- 8月5日
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令和8年熊本地震の発生から2026年8月3日で6日目を迎え、ミルクサプライチェーンへの影響が続く中、早期の復旧に向けて酪農乳業関係者による対応が続けられている。
本紙による2026年8月3日午後3時までの九州生乳販連や熊本県酪連への取材によると、発災以降、現地で不足していたローリー車の確保が進んできたという。2026年8月1日以降、都府県指定団体やホクレン運輸が手配した応援車両が熊本県内に続々と集まってきている。発災直後はローリー車の不足もあり、通常は熊本県酪連の2工場で処理されてきた生乳は近距離でのピストン輸送を行わざるを得なかったため、これまでは弘乳舎など近隣の乳製品工場に主に送乳していた。応援車両の到着によって県外の飲用牛乳工場への配送効率化も期待できるという。
点検作業が続く熊本県酪連の2工場では、再稼働のめどはいまだ立っていない。菊池工場(菊池市泗水町)では、引き続き庫内製品の出荷が進められている。
西日本では猛暑が続いており、熊本市では観測史上初となる「酷暑日」となった。熊本県酪連の飲用乳工場での製造停止が続くなかで、加工仕向けが増加したことや九州自動車道の通行止めが続いている影響などもあり、九州域内の一部の小売店舗では牛乳類の欠品も見られ始めており、小売側からの飲用需要も増しているという。最需要期の2026年9月に向けて需給のひっ迫が想定される中、今後の需給動向にも一段と注意が必要となる。
(山根藍利)
≪酪農経済通信/2026年8月4日付≫
原題:不足懸念のローリー、応援車両が続々到着
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