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乳業関連9団体が清掃活動で「牛乳月間」PR 全国で約3,000人が参加

  • 6月9日
  • 読了時間: 3分

更新日:7月26日

清掃活動の最後は「牛乳で乾杯」で締めた
清掃活動の最後は「牛乳で乾杯」で締めた

 日本乳業協会など乳業関連9団体は8日朝、6月の牛乳月間に合わせて「千代田区一斉清掃の日」に参加し、小雨が降る東京・九段北の乳業会館周辺を20人で念入りに清掃しながら6月の「牛乳月間」をPRした。

 同清掃活動は年2回実施している恒例の活動で、10回目を迎える今回は活動趣旨を刷新。これまではSDGsの一環として社会貢献をメーンに牛乳月間の周知を行っていたが、今回は6月1日「牛乳の日」と6月の「牛乳月間」の認知度向上を通した「牛乳乳製品の消費拡大」と「牛乳でスマイルプロジェクト」の活性化を目的に、全国の会員乳業者や団体らが全国各地で実施し、全国130事業所から約3,000人が参加。乳業会館周辺の清掃終了後には、「牛乳で乾杯」の声かけとともにグラスに注がれた一杯の牛乳を飲み干して活動を締めくくった。

 活動後、『酪農経済通信』などの取材に対して岡田臣弘専務は、今回の活動趣旨に触れ「需給が非常に不均衡になっていて、需給の改善が今の喫緊の課題になっている。消費拡大には牛乳を飲んでいただくことが一番で、今回の活動を通して皆さんにもう一度再認識していただき、消費を盛り上げたいという思いでやらせていただいた」と述べた上で「乳協の専務は今回で2度目になるが、前回(乳協に)いた時に本郷(秀毅)常務とこの活動をスタートさせた。それから清掃活動はずっと続けていて、全国の事業所の参加数も少しずつ増えている。事業所や工場も減りつつあり苦しい状況ではあるが、皆さん業界への思いなど意識は高い方々ばかり。こういう活動をやっていき、少しでも消費拡大につながればと思う」と話した。

 その上で、消費拡大に向けて「牛乳だけではなく、生乳を使った乳製品など、全体で消費を上げていかないといけない。今、ヨーグルトやチーズ関連の活動やキャンペーンもやっているが、牛乳乳製品全体で需要を上げないことには、なかなか人口減少を超えた(需要の)底上げは難しいと思う。今までヨーグルトやチーズを食べなかった人が、ひと口、ひとかけら食べるといった“喫食機会”が重要になる。新たに食べる、頻度を増やしてもらう、おそらくはこれしかない」と強調した。

 最後に岡田専務は「業界一体とよく言われているが、まずは意識改革が必要。一人だけでやるのではなく、業界や友達の間など、活動が伝わっていかないと消費拡大にはつながらない。まずは小さな事でも始めることが重要で、そして人に伝えていくことが大事だ」と話し、清掃活動をはじめとした牛乳乳製品の消費拡大に向けた協会の活動に大きな意欲を示した。

 (伊藤まい)

 ≪酪農経済通信/2026年6月9日付≫

 原題:乳協が恒例の清掃活動で「牛乳月間」PR

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