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全改協・宮嵜貴浩新会長、若い世代に牛乳宅配の良さを訴求

  • 6月16日
  • 読了時間: 2分
全改協の宮嵜貴浩会長
全改協の宮嵜貴浩会長

 全国牛乳流通改善協会(全改協)が6月12日午後に開いた第49回通常総会で新会長に選任された宮嵜貴浩会長(エムズ株式会社代表取締役)は、総会後の懇親会で就任に当たりあいさつした。宮嵜会長はJミルクが2025年11月に開催した「ミルクフェスin豊洲」での体験を踏まえつつ、協会活動の展開や今後の抱負を語り、「新たな事業に意欲的に参加してまい進していく」と述べた。

 宮嵜会長は「やるべきことは多岐にわたってある」として、長年にわたり継続してきた「牛乳販売店優良事例発表会」やミルクカレンダー事業などについて「今の時代に沿った形にブラッシュアップしながら、しっかり取り組んでいきたい」と述べた。

 牛乳乳製品の需要拡大に向けて2025年に開始した、Jミルク支援の下で作成したリーフレットを各販売店に配付してもらう企画(酪農応援プロジェクト)については「今まさに第2弾を進めているところ。反省すべき点は反省し、いいところは残して、継続事業としてやっていく」と話した。

 さらに、宮嵜会長は全改協として出展した「ミルクフェスin豊洲」にも触れ、「各乳業メーカーにご支援いただき、200セット以上の無料サンプルをお客さまに配布し、牛乳宅配の存在意義をお話しできた」と振り返り、「ご来場された方たちは、20代から30代の若いカップルやご夫婦、小さいお子さんを連れたお客さまが大変多かった。私たち牛乳販売店がこれからターゲットにしたい、ターゲットにしなければいけない層がこんなにたくさんいるのかと実感した」と述べ、大盛況のうちに幕を閉じたイベントを振り返るとともに手応えを示した。

 その上で「そのようなお客さまと話をする中で、『懐かしい』といった言葉や、『昔は実家で(宅配牛乳を)取っていた』という声、『(牛乳宅配は)まだあるのか』『どうやったら宅配を利用できるのか』というお話をいただいた。私たちはお客さまに牛乳宅配を知ってもらっていると思っていたが、若い世代にはまだまだ全然伝わっていない」と実感を述べ、「牛乳宅配が始まった時代のように、働き盛りのお客さまに牛乳宅配の良さや継続飲用の良さ、お子さまへの食育という点(の認知)をしっかりと広げていくことで、牛乳宅配の未来が明るくなってくると思う」と力を込めた。

 最後に宮嵜会長は「ミルクフェスなどを通じて橋渡しができるのも全改協だ。新役員の皆さんや事務局とともに、新たな事業にも意欲的に参加して、まい進していきたい」と結んだ。

 (山根藍利)

 ≪酪農経済通信/2026年6月16日付≫

 原題:若い世代に牛乳宅配の良さを訴求していく

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