熊本県内3乳業工場が操業再開、県酪連2工場は停止続く――令和8年熊本地震
- 8月4日
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令和8年熊本地震の発生から2026年7月31日で4日目を迎えた。ライフラインや道路網の復旧が進む中で、乳業工場の操業再開も進んでいるが、被害が大きかった熊本県酪連の2工場については操業停止が続いている。
九州生乳販連や熊本県酪連への2026年7月31日午後3時までの本紙取材によると、熊本県内で稼働中の乳業工場は熊本森永乳業(熊本市東区)、球磨酪農協(相良村)、弘乳舎(熊本市北区)の3工場。熊本森永乳業と球磨酪農協では同月29日に設備点検などのため稼働を停止していたが、同月30日に順次操業を再開した。
今回の地震による被害が大きかった熊本県酪連の熊本工場(熊本市東区)では稼働を停止しており、設備の点検と復旧を急いでいるという。自動倉庫に被害を受けた菊池工場(菊池市泗水町)では、同月31日午後3時時点で自動倉庫内の1ラインが復旧しており、製造済みの製品については出庫を開始。残りのラインの復旧に当たっているとした。
両工場が平時に処理してきた生乳に関しては、弘乳舎や南日本酪農協同など県内外の乳業工場に仕向けることで対応しているとした。なお、熊本県酪連の2工場はCS(クーラーステーション)機能も兼ねていたため、送乳用ローリー車がピストン運行することで他の乳業工場への配送に対応しているが、車両や人の確保が難しく、全国連において8月以降に域外からローリー車を手配してもらえるよう調整を行っているとしている。
(山根藍利)
≪酪農経済通信/2026年8月3日付≫
原題:一部工場で再開も県酪連の2工場は停止中
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