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牛乳類を「飲まない」割合が増加傾向に Jミルク牛乳乳製品食生活動向調査①

  • 4月7日
  • 読了時間: 2分

 Jミルクがこのほど発表した「牛乳乳製品に関する食生活動向調査2025」の1次調査結果報告について、順次その内容を紹介する。調査結果の概要紹介の第1回は「牛乳類の利用に関する経年変化調査項目」のうち「牛乳類の飲用・利用頻度」「牛乳類の利用方法」「牛乳を飲む量や回数が増加/減少した理由」の結果を見ていく。

 調査はインターネットを活用した消費者パネルを対象に2025年10月10~12日に実施。消費者パネルのサンプルは全国の15~79歳の男女計1万人で最新の国勢調査の人口データなどを参考に性別、年代別、地域別で割り付けた。


牛乳類の利用・飲用頻度
牛乳類の利用・飲用頻度
牛乳類の利用方法
牛乳類の利用方法

「毎日複数回」「週3~4日」の比率減少


 「牛乳類の飲用・利用の頻度」では、「毎日(毎日複数回、毎日1回の合計)」が23.5%で前年調査から1.0ポイント低下したほか、「週5~6日」が8.0%で0.1ポイント低下、「週3~4日」が9.3%で1.3ポイント低下、「週1~2日」は11.3%で0.3ポイント低下、「月2~3日」は6.3%で0.2ポイント低下、「月1日以下」は13.0%で0.9ポイント低下。なお、「飲まない」は26.7%で前回調査から3.9ポイント上昇した。一昨年から「飲まない」が継続的に増加したほか、「毎日複数回」「週3~4日」の比率減少が比較的大きかった。

 「牛乳類の利用方法」では、「そのまま飲む」56.8%(2024年58.6%、2023年60.1%、2022年60.1%、2021年60.7%)、「他の飲み物に混ぜる」50.8%(2024年50.5%、2023年48.7%、2022年49.6%、2021年51.3%)、「他の食べ物にかける」17.2%(2024年17.8%、2023年17.0%、2022年18.4%、2021年18.8%)、「その他(料理等)」10.3%(2024年11.5%、2023年11.9%、2022年13.3%、2021年13.2%)だった。一昨年から「そのまま飲む」が継続的に減少し、この4年で最低となった一方で、「混ぜ飲み」は一昨年から継続的に伸長していた。


飲用増加の理由では「栄養意識系」が増加


 「牛乳の利用・飲用の増加理由」を尋ねた質問(複数回答)では、「カルシウム摂取」が最多で70.9%(2024年63.1%、2023年66.0%、2022年69.6%)、以下「たんぱく質摂取」41.0%(2024年33.2%、2023年32.8%、2022年33.7%)、「栄養を意識」39.6%(2024年36.9%、2023年38.9%、2022年39.8%)、「骨の状態よくしたい」36.1%(2024年36.0%、2023年39.5%、2022年40.4%)、「カフェオレ」35.1%(2024年36.2%、2023年34.6%、2022年29.3%)と続いた。

 これまでの調査で上位だった「カルシウム摂取」「たんぱく質」が昨年から伸長したほか、「栄養を意識」も増加していた。一方、これまで継続的に増加していた「カフェオレ」は微減した。

 このほかの項目では「コーンフレーク」20.4%(2024年17.5%、2023年15.9%、2022年13.0%)が継続的に増加しているほか、「パン食にあわせて食べるため」21.0%(2024年以前の回答なし)も、「コーンフレーク」とほぼ同等の結果だった。

 一方、「牛乳の利用・飲用の減少理由」を尋ねた質問(複数回答)で最多回答は、「価格の上昇」45.7%(2024年41.1%、2023年49.1%、2022年25.4%)で、以下「経済的に厳しい」20.9%(2024年23.1%、2023年15.5%、2022年12.2%)、「身体によくない」13.4%(2024年11.4%、2023年10.1%、2022年13.0%)、「下痢予防」11.9%(2024年20.3%、2023年13.4%、2022年14.6%)、「お腹が張る」9.9%(2024年13.4%、2023年11.1%、2022年11.6%)と続いた。「価格の上昇」は昨年調査より増加したものの、昨年大きく増加した「経済的に厳しい」はやや減少していた。

 (全15回の1回目)

 ≪酪農経済通信/2026年4月7日付≫

 原題:牛乳類を「飲まない」昨年から増加傾向に


牛乳を飲む量や回数が減少した理由
牛乳を飲む量や回数が減少した理由

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