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雪印メグミルク2025年度決算、物量減で減益 乳製品は1.9%増収

  • 5月15日
  • 読了時間: 3分

 雪印メグミルクが14日発表した2026年3月期連結決算は、売上高が6,157億6,100万円で前期比5,800万円減と前期並み(前期1.7%増)、営業利益は182億6,600万円で4.5%減(前期3.6%増)と減益に転じた。経常利益は204億8,600万円で1.1%増(前期1.9%増)。当期純利益は政策保有株式の売却益計上などにより328億9,700万円で136.6%増(前期28.4%減)。1株当たり当期純利益は524円82銭(前期205円93銭)。年間配当は期末100円。なお、期中における連結範囲の重要な変更では、「㈱ロイヤルファームほか2社」が除外。

 セグメント別に業績をみると、「乳製品」(乳製品=チーズ・バター・粉乳等、油脂、ニュートリション事業=機能性食品・粉ミルク等)では、バターは価格改定を実施したことに加えて、底堅い需要により販売物量を維持。年間を通じて好調に推移し、前年を上回った。油脂はバター系商品を中心に値ごろ感のある中容量タイプが伸長し、堅調に推移した。チーズは各種プロモーション活動や店頭での露出強化などにより、主力の「さけるチーズ」が過去最高の売上高を記録したものの、価格改定の影響などによって販売物量が減少し、チーズ全体では前年を下回った。この結果、売上高は2,684億2,800万円で1.9%増(前期1.6%増)。営業利益はコストアップに対応するために、一時的な販売物量への影響が懸念される中でも価格改定を断行。各種プロモーション活動等も積極的に推進し、105億1,500万円で1.5%増(前期5.2%増)で3期連続増益。

 「飲料・デザート類」(飲料=牛乳類・果汁飲料等、ヨーグルト、デザート)のうち、飲料は、機能性表示食品の「MBPドリンク」シリーズが前年を上回ったほか、ライフスタイルに合わせて容量を選択できる新商品「雪印メグミルクおいしい牛乳 750mL」を発売したものの、価格改定の影響等による物量の減少や、昨年3月に「農協野菜Days 1000mL」の販売を終了した影響などもあり、飲料全体では前年を下回った。ヨーグルトは、「恵megumiガセリ菌SP株ヨーグルト」シリーズが、各種プロモーション活動の後押しもあり、前年を上回った。「牧場の朝ヨーグルト」等のファミリーユース商品や、小容量タイプの「プルーンFe 1日分の鉄分 のむヨーグルト」等も堅調に推移し、ヨーグルト全体でも前年を上回った。デザート・生クリームは、デザートの主力である「クリーム&」シリーズや、業務用生クリームが堅調に推移し、前年を上回ったものの、売上高は2,602億7,100万円で1.5%減(前期3.2%増)と減収。営業利益はコストアップに対応した価格改定や、各種プロモーション活動を積極的に推進したものの、販売物量の減少の影響などによって39億500万円で30.9%減(前期0.2%減)。

 「飼料・種苗」(牛用飼料、牧草・飼料作物種子、野菜種子、造園事業)は、配合飼料の販売単価下落による減収が主な要因となり、売上高は479億4,200万円で1.1%減(前期4.6%減)と3期連続減収。営業利益は、売上高は減少したものの、原価低減による粗利益増により7億1,000万円で95.3%増(前期22.9%増)で前期に続く大幅増益。

 「その他」(共同配送センター事業、不動産賃貸事業等)の売上高は391億1,800万円で1.4%減(前期1.0%増)、営業利益は33億4,600万円で25.0%増(前期0.9%増)。

 次期の業績については、売上高6,450億円で4.7%増(第2四半期3,230億円で4.5%増)、営業利益210億円で15.0%増(第2四半期97億円で5.7%増)、経常利益218億円で6.4%増(第2四半期101億円で4.7%減)、当期純利益245億円で25.5%減(第2四半期174億円で54.2%増)を予想している。

 セグメント別の売上高見通しは、「乳製品」が2,820億円で5.1%増(第2四半期1,363億円で5.1%増)、「飲料・デザート類」が2,775億円で6.6%増(第2四半期1,423億円で6.1%増)、「飼料・種苗」が490億円で2.2%増(第2四半期260億円で3.3%増)、「その他」が365億円で6.7%減(第2四半期184億円で9.2%減)。

 年間配当は期末100円で据え置き予想。

 ≪酪農経済通信/2026年5月15日付≫

 原題:雪印メグミルク25年度決算、物量減で減益

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