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JA全農、スキムミルクの体験型コンビニ「マッスルマート」を開店

  • 4月1日
  • 読了時間: 3分
JA全農が期間限定で開いた“体験型”コンビニエンスストア「マッスルマート」
JA全農が期間限定で開いた“体験型”コンビニエンスストア「マッスルマート」

 JA全農は、3月28日と29日の2日間、東京・渋谷のSPACE D9 GALLERY STUDIOで、スキムミルク(脱脂粉乳)の“体験型”コンビニエンスストア「マッスルマート」を期間限定で開店し、スキムミルクの魅力を消費者に発信した。

 イベント前日の3月27日には報道関係者向けに内覧会を開き、全農の服部岳酪農部部長や企画を担当した面白法人カヤック企画部M&A責任者の合田ピエール陽太郎氏などが登壇し、イベントを企画した背景などを説明した。

 「マッスルマート」は、若年層をターゲットにした体験型の店舗で、来場者がスキムミルクを「知る・食べる」など“体験”することで、その機能性や利便性を広く周知し、脱脂粉乳の認知拡大や利用促進を図るコンビニとなっている。当日は筋肉紳士集団「ALLOUT」のマッチョたちが店員になってスキムミルクを使用した3種類の筋肉型パンの無料配布するとともに、「牛乳でスマイルプロジェクト」の取り組みの一環として、同じくプロジェクトメンバーである㈱RealStyle(奈良県大和高田市、鍵谷健社長)とタッグを組み、同社が開発した国産脱脂粉乳を活用したプロテイン「NON FAT MILK PROTEIN」の無料サンプリングを実施した。店内では、1日に必要なたんぱく質が個別診断できるマッスルATMや、たんぱく質の不足量が分かるセルフレジ、基礎知識や活用レシピなどスキムミルク情報を一読できる雑誌など、無料で利用体験できるコーナーや、スキムミルクを使用したフードや乳飲料、スキムミルクをアップサイクルしたTシャツなどの製造・販売を手がける㈱Blueprint one(東京都港区、鈴木大樹社長)の商品も店頭に並んだ。

 内覧会の冒頭あいさつで服部部長は、イベントの趣旨について「依然として身近なものになっていないスキムミルクの理解醸成がまずは必要。スキムミルクがどういったものなのかをまずは知っていただき、自分ごととして考えてもらいたい」と話した。

 その上で、「牛乳でスマイルプロジェクト」にも触れ「プロジェクトの参加メンバー同士、異業種とのコラボということで、今回はRealStyleにプロテインをつくっていただくなど前回のマッスルベーカリーとは違った新たな取り組みを行った。脱脂粉乳が主な原料であるヨーグルトや乳飲料などの消費拡大はもちろん、今回のイベントをきっかけにさまざまな方々とコラボし、スキムミルクを使用した商品開発など新たな需要の創出につながれば」と、脱脂粉乳の過剰在庫問題への一手になることに期待を寄せた。

 本紙(酪農経済通信、以下「酪経」)の取材に合田さんは「牛乳についての正しくない情報が出回っており、正しい知識を得てほしいと思っていた。若い人たちに知ってもらうためには『コンテンツ』として伝えることが重要で、スキムミルクの魅力や知識など正しい情報を楽しく伝えていけば、スキムミルクへの意識は徐々に変わっていくのではないかと思う」と話した。

 (伊藤まい)

 ≪酪農経済通信/2026年4月1日付≫

 原題:脱粉のコンビニ「マッスルマート」を開店

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