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九州生乳販連の生乳品質共励会、松本良策さんが2年連続最優秀賞

  • 8月4日
  • 読了時間: 2分
受賞者の皆さん
受賞者の皆さん

 【福岡】九州生乳販連は2026年7月28日、福岡市のオリエンタルホテル福岡博多ステーションで開いた第27回通常総会終了後に、域内の酪農家を対象とした令和7年度生乳品質共励会表彰式を開いた。

 販売乳量規模別の3部構成となる共励会で最優秀賞に、第1部(250t未満)で長崎県の松本良策さん、第2部(250~500t)で熊本県の富田文安さん、第3部(500t超)で熊本県の大村達也さんがそれぞれ輝いた。

 今回で13回目となる九州生乳販連の生乳品質共励会。審査は月2回の生乳検査で乳脂肪分率、無脂乳固形分率、細菌、体細胞、氷点の5項目を審査基準に各10点を配点、年間24回の検査を1,200点満点で評価する。今回は901戸の酪農家を対象に審査が行われ、最優秀賞受賞者以外に上位31人が優秀賞に選ばれた。また、基準点(1,000点)を超えた238人(高校、大学校を含む)に優良賞が贈られたほか、過去3年連続で優秀賞を受賞した12人が連続優秀賞を受賞した。

 第1部で最優秀賞を受賞した松本さんは1,185点で、2年連続で最優秀賞に輝いた。第2部の富田さんは1,196点、第3部の大村さんは1,196点だった。

 松本さんは、受賞あいさつで「本当に大変な状況が続く中で他の酪農家の皆さんも大変頑張っておられると思う。私も覚悟を決めてまた頑張っていきたい。足元ばかりを見るのではなく目線を少し将来の方に向け、1年間に1つでも将来に向けた一手を打てるように気を付けて頑張っていく」と意気込みを語った。

 表彰式の冒頭あいさつで中村隆馬会長は「今は牛乳の消費が落ちているが、おいしい牛乳を生産することで今後の消費量を伸ばしていかなければならないし、伸びてほしい。これからも酪農家が良質な牛乳を生産することに九販連として応援していく」と話した。

 来賓あいさつでJミルクの山崎将至事務局次長(生産流通グループ部長)は「消費の維持や拡大するカギとなるのは、消費者からの安全安心に対する確固たる信頼であり、その全ての礎となるのは、皆さまが生産される新鮮で良質な生乳に他ならない。皆さまが守り抜いている、この高い乳質こそが消費者の信頼の源泉であり、日本の酪農乳業の誇りだ」と受賞者を称えた。

 長崎県雲仙市で酪農を営む松本さんは、表彰式後の本紙などの取材に対し、「手を抜いてもいい時は手を抜きながら、しっかり取り組まないといけないところはやる、その判断が必要。あとは自動化するためのお金は惜しまないこと」と述べ、持続可能な酪農経営のために心がけていることなどを語った。

 (伊藤まい)

 ≪酪農経済通信/2026年8月3日付≫

 原題:九州生乳販連が生乳品質共励会表彰式開く

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