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日本テトラパック、LL牛乳の価値を発信 TOKYO PACK 2026

4 日前
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更新日:4 日前

 日本テトラパックは東京・有明の東京ビッグサイトで14日から16日までの3日間の日程で行われた国際総合包装展「TOKYO PACK 2026」に8年ぶりに出展した。出展を通じて、市場や消費者の潜在的なニーズを起点に、商品開発から製造、容器包装、充填、技術サービス、市場投入までを一貫して支援できる同社の強みをアピールするとともに、プロテイン飲料などカテゴリーごとの市場トレンドを紹介。併せて、社会課題の解決につながるロングライフ(LL)牛乳の価値も発信した。


 同展覧会は包装資材や容器、包装機械を中心とする国際総合包装展。1966年から隔年開催しており、31回目となる今回、出展社数は国外企業も含めて500社を超えた。

 日本テトラパックのブースでは、同社が強みとするトータルソリューションにまつわる展示のほか、実際に流通している製品をカテゴリーごとに紹介し、展覧会の開幕直後から多くの来場者が足を止め、展示に見入っていた。

 LL牛乳を紹介する区画では、熊本県酪連の「大阿蘇牛乳」などのパッケージが並び、長期保存が可能なLL牛乳の特性が物流や生活者の利便性、防災など社会課題の解決に役立つことをアピールしていた。

 同社マーケティング部の山口弘明マーケティングマネージャーは「物流、エネルギーコストのほか、人手不足などの課題が顕在化している。買い物難民への対策など、生活者の利便性の観点でも(LL牛乳は)役に立つ」とした。

 特に最近は、国内でも防災備蓄の概念が普及する一方、防災備蓄では、たんぱく質やカルシウムなどの必須栄養素が不足していることも指摘されている。

 この点について、山口氏は「そのような観点でも、LL牛乳の需要は今後高まっていく」と話し、長期保存が可能なLL牛乳の価値を消費者だけではなく、企業や地方自治体にも広げていきたいと述べた。

 今年、同社では、LL牛乳の強みである常温での長期保存性を生かして、地域の食料安全保障や持続可能な物流システムの構築に向け、鹿児島県与論町や沖縄県竹富町における実証実験を開始した。給食センターなどの既存インフラの運用にLL牛乳のローリングストックを組み込んだり、既存のチルド牛乳による供給を補完する形でLL牛乳を活用したりすることで、学乳の欠食防止をはじめ、災害や物流といった社会課題の解決に貢献する取り組みを進めている。

 山口氏は「弊社はLL牛乳をはじめ、プロテイン飲料や水、コーヒー、食品など、さまざまな製品向けに常温保存可能な紙容器を提供しているほか、食品・飲料の加工・前処理設備や充填設備なども手掛けている。こうした技術を通じて、より多くの方に常温保存の利便性や価値を知っていただきたい」と話した。(山根藍利)

 出典:酪農経済通信 2026年10月19日付

 原題:日本テトラパック、LL牛乳の価値を発信

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