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  • 酪農経済通信 2026年6月16日付 5月販売乳量2.0%減、輸入バター900t全量落札、父の日の牛乳消費拡大キャンペーンなど

    『酪農経済通信』2026年6月16日付では、中央酪農会議が発表した5月の用途別販売実績について、販売乳量が前年同月比2.0%減となり、8カ月連続で減少したことなどを伝えている。  このほか、第7回輸入バター入札、父の日の牛乳消費拡大キャンペーン、全国牛乳流通改善協会の総会、全国農協乳業協会の役員人事、EUの畜産物短期需給見通し、森永乳業の新商品などを掲載。 <主な記事> 【生産】5月の販売乳量は2.0%減――中酪速報(1) 前月1.3%減に続き、8カ月連続減少に ホクレン1.8%減、都府県計2.2%減 牛乳10カ月連続減、はっ酵乳4カ月連続減 脱粉・バター3.7%減、3カ月連続減少 【輸入】第7回輸入バター900t入札、全量落札(6) 競争倍率2.11倍、前回2.54倍を下回る バラ746.7t、小物153.3t落札 バラ売渡152万7,653円、0.1%高 小物売渡177万2,419円、6.9%安 【牛乳月間】牛乳消費拡大に向けたキャンペーン報告(8) 道の加納孝之副知事を表敬訪問――道酪青女 なかしべつ牛乳など加納副知事に牛乳贈る おいしい牛乳を飲める環境に力尽くしたい 【総会】若い世代に牛乳宅配の良さを訴求していく(10) 全改協宮嵜会長が就任あいさつで抱負語る 【総会】全改協総会で業界課題に関する発言相次ぐ(12) 理解醸成の手助けにリーフレットの活用を 【海外情報】生乳は前年並み、牛肉と豚肉は減産の予測(16) EU春の短期需給見通し、生乳0.2%増 チーズは0.7%増、ホエイも0.7%増 バター6.2%増、脱脂粉乳は0.3%増 【商品情報】森永「リプトン 白桃烏龍ティーエード」(19) <資料>  5月用途別販売実績(速報)――中酪(4、5) <人事> 全国農協乳業協会の副会長に徳丸氏を選任(15)  Dairyman+で公開している記事は、リンクのある見出しからご覧いただけます。  ≪酪農経済通信/2026年6月16日付≫  ★『酪農経済通信』では、酪農・乳業に関するニュースを日刊でお届けしています。購読をご希望の方は、こちらからお申し込みください。

  • 酪農経済通信 2026年6月5日付 酪農政策・予算要請、メルコスールEPA、出生数過去最少など

    『酪農経済通信』2026年6月5日付では、日本酪農政治連盟が中央委員会を開き、牛乳乳製品の消費拡大や脱脂粉乳在庫対策、生乳需給調整機能の強化など、2027年度の酪農政策・予算確保に関する要請8項目を決定したことを伝えています。  このほか、メルコスールとのEPA交渉を巡るJA全中会長の要望、2025年の出生数・自然減、地域交流牧場全国連絡会の代議員会、初妊牛価格、明治の法人向け免疫チェック、小岩井乳業の体験型ショップ、よつ葉乳業のSNSキャンペーン、2025年度食料・農業・農村白書などを掲載しています。 <主な記事> 【生産】牛乳消費拡大や脱脂粉乳在庫対策の推進を(1) 酪政連中央委員会で2027年度要請内容を決定 中東情勢の影響緩和措置など8項目掲げる 「消費税率ゼロ」実現時のコスト増に懸念 【生産】重要品目のセンシビリティに十分な配慮を(3) メルコスールとのEPAで神農会長が要望 現場に影響が生じぬよう毅然とした対応を 【トピック】令和7年出生数、10年連続で過去最少更新(4) 厚労省「人口動態統計月報年計(概数)」から 出生数67万1,236人、前年比2.2%減 前年は初「70万人」割れ、10年連続で最少 死亡数5年ぶり減少も自然減は19年連続に 自然減率1位は秋田、沖縄4年連続自然減 【総会】地域交流牧場全国連絡会が第27回代議員会(8) 中東情勢による「資材供給」への懸念示す “牛乳の価値”再認識と周知活動が重要に 【市況】5月初妊牛、3.1万円安、67.6万円(10) ホクレン「北海道乳牛産地だより」から 【乳業】明治が法人団体向け「免疫チェック」開始(12) 免疫把握「免疫チェック チームサポート」 【乳業】小岩井乳業、50周年記念で体験型ショップ(13) 7月17~26日に「小岩井Milkのアトリエ」 「乳の価値を体験として伝える」テーマに 【乳業】「みるく日和キャンペーン」開催――よつ葉(15) 牛乳月間にちなみ、InstagramとXで 【行政】2025年度食料・農業・農村白書を閣議決定(16) <資料>  2026年5月乳牛市場成績――ホクレン(11)  Dairyman+で公開している記事は、リンクのある見出しからご覧いただけます。  ≪酪農経済通信/2026年6月5日付≫  ★『酪農経済通信』では、酪農・乳業に関するニュースを日刊でお届けしています。購読をご希望の方は、こちらからお申し込みください。

  • 酪農経済通信 2026年5月21日付 乳業連合の新会長、全酪連の消費拡大、アンチミルク情報など

    『酪農経済通信』2026年5月21日付では、全国乳業協同組合連合会の通常総会での役員改選と、全酪連によるキッチンカーを活用した牛乳乳製品の消費拡大の取り組みを掲載しています。  このほか、アンチミルク的情報への接触機会や意識を分析したJミルクの調査、オランダの乳用牛飼養頭数削減支援制度、よつ葉乳業の新テレビCM、オハヨー乳業の白桃アイスバーなどを紹介しています。 <主な記事> 【総会】新会長に吉澤文治郎氏を選任―乳業連合(1) 需給バランス均衡とコストの回収が課題に 長谷川会長「安定供給こそが産業の使命」 牛乳乳製品の価値を訴求し、消費の拡大へ 地域乳業の経営基盤と酪農生産基盤を維持 乳業連合のDNAは地域乳業独自の空気感 【消費拡大】全酪連が「らくのうマルシェごう」を出店(4) 酪農会館にキッチンカー、アイスなど販売 5月第2週から第4週にかけて週3日営業 出店の背景には「銀座クレムリ」の記憶も 消費拡大、事務所を出て実際に取り組みを 【調査】アンチミルク的情報、接触機会や意識分析(8) Jミルク牛乳乳製品食生活動向2次調査② 「動物性の食品は減らした方がいい」最多 何らかのソーシャルメディアの影響目立つ 指導やアドバイスは「概ね抑止的に作用」 価値の継続的な発信がアンチミルク対策に 【海外情報】酪農家の乳用牛飼養頭数削減を支援―EU(12) オランダ「乳用牛飼養頭数削減支援制度」 GHG等削減で持続可能な生乳生産目指す 支援対象酪農家は飼養頭数を10~20%削減 補償として1頭当たり年間1,606ユーロ 【商品情報】新テレビCMシリーズの放映開始―よつ葉(14) よつ葉の牛乳・乳製品がある暮らしを描く 【商品情報】オハヨー乳業「岡山育ちの白桃アイスバー」(15) 地域と協働「JR PREMIUM SELECT SETOUCHI」 <資料>  脱脂粉乳等の3月および26年累計の国別輸入量―財務省関税局(16、17)  Dairyman+で公開している記事は、リンクのある見出しからご覧いただけます。  ≪酪農経済通信/2026年5月21日付≫  ★『酪農経済通信』では、酪農・乳業に関するニュースを日刊でお届けしています。購読をご希望の方は、こちらからお申し込みください。

  • 酪農経済通信 2026年5月15日付 明治HDなど3社の決算、雪メグ川越工場の生産終了、チーズ流通実態など

    『酪農経済通信』2026年5月15日付では、明治ホールディングス、雪印メグミルク、森永乳業の決算関連を掲載しています。  このほか、雪印メグミルク川越工場の生産終了、同社の人事、2024年度のバター・脱脂粉乳・チーズ流通実態、森永乳業の新商品、はっ酵乳・乳酸菌飲料の生産動向などを紹介しています。 <主な記事> 【決算】明治HD26年3月期決算、連続増収増益に(1) 売上高1兆1,737億円で1.7%増収に 営業利益10.2%増、経常利益17.7%増 食品セグメントの売上高は1.9%増収に 次期売上3.3%増、営業利益7.2%増 【決算】雪印メグミルク25年度決算、物量減で減益(5) 売上6,157億円、前期比5,800万円減 営業利益4.5%減、経常利益1.1%増 乳製品は1.9%増、飲料類は1.5%減 次期売上4.7%増、営業利益15.0%増 【決算】森永決算、コスト増も海外事業が増益寄与(9) 国内事業ではコスト増による数量減が続く 海外子会社での利益増加が主な増益要因に 中東情勢を受けて27年3月期は減益予想に 【乳業】雪メグ川越工場、28年度上期に生産を終了(4) 発酵乳やチルドデザートの生産機能を集約 海老名工場、野田工場、ルナ物産㈱を活用 約109億円を投資、生産性の向上を図る 【人事】雪印メグ、田川福彦副社長が6月に退任(7) 【人事】雪印メグミルク執行役員体制(6月24日)(8) 【調査】6年度バター・脱粉・チーズ流通実態③(12) 農畜産業振興機構がチーズ用途別消費推定 PC原料用以外NC、輸入品割合84.0% 【商品情報】森永乳業「リプトン プリンミルクティー」(16) 【調査】非乳業3月、はっ酵乳、乳酸菌ともに減少(17) 牛乳統計、食品需給センター調査の集計で <資料>  はっ酵乳・乳酸菌飲料の生産量の推移(18)  Dairyman+で公開している記事は、リンクのある見出しからご覧いただけます。  ≪酪農経済通信/2026年5月15日付≫  ★『酪農経済通信』では、酪農・乳業に関するニュースを日刊でお届けしています。購読をご希望の方は、こちらからお申し込みください。

  • 酪農経済通信 2026年7月17日付 酪畜連携講演会、海外農業研修支援、ベトナムのチーズ工場など

    『酪農経済通信』2026年7月17日付では、明治飼糧北海道荷受組合が帯広市で開いた講演会から、武隈英和氏による黒毛和種受精卵生産や酪畜連携についての講演内容を取り上げています。  このほか、海外農業研修や農業経営への支援拡充を求める要請、雪印メグミルクのベトナム子会社が稼働を開始したプロセスチーズ工場、オハヨー乳業のカフェのメニュー刷新、OLL2716株入りヨーグルトに関する研究、米国の酪農分野におけるH-2Aの活用などを掲載しています。 <主な記事> 【講演】明治飼糧北海道荷受組合が帯広で講演会㊦(1) 連携は互いに理解しあえる相手と――武隈氏 黒毛和種受精卵、目的ごとに異なる交配で 改良用は精液よりもドナーの能力を重視し 肥育農家が枝肉として出荷するのがゴール 【行政】海外農業研修支援や経営支援策拡充へ要請(4) 国際競争力ある農業人材育成に向けた議連 気候変動や地政学的変化に対応する人材を 物価や渡航費の高騰に即した支援策を要望 就農、定着まで一貫して支える環境整備を 【乳業】雪メグ海外子会社、チーズ工場の稼働開始(6) ベトナムにプロセスチーズの製造販売拠点 新工場でオープニングセレモニー執り行う 【商品情報】オハヨー乳業のカフェ、メニューを刷新(7) 東京・吉祥寺「Shiroノmono」で18日から 「-7℃ミルクアイス」定番メニューに 「オハヨー濃ミルク」シリーズも新登場 【乳業】腸内フローラの乱れを改善する可能性示唆(9) 明治と東海大学医学部付属八王子病院の研究 OLL2716株を含むヨーグルトの継続摂取で 【海外情報】酪農分野でもH-2A活用が可能に――米国(11) 農業分野での外国人労働者向けの就労ビザ 季節的、一時的な農業外国人労働者向けに 青果物収穫期に労働力確保手段として活用 これまでは酪農分野を理由にビザ申請却下 新指針で酪農もH-2Aの対象になり得る <資料>  バター、調製食用脂の5月および2026年累計の国別輸入量――財務省関税局(14、15)  Dairyman+で公開している記事は、リンクのある見出しからご覧いただけます。  ≪酪農経済通信/2026年7月17日付≫  ★『酪農経済通信』では、酪農・乳業に関するニュースを日刊でお届けしています。購読をご希望の方は、こちらからお申し込みください。

  • オハヨー乳業の吉祥寺カフェ「Shiroノmono」がメニュー刷新

    オハヨー乳業が運営する、ミルクを主役にした新ジャンルカフェ「Shiroノmono(シロノモノ)」では2026年7月18日から、「ミルクらしさ、ぎゅっと。」を新たなコンセプトに掲げ、メニューをリニューアルする。  今回のリニューアルでは、「-(マイナス)7℃ミルクアイス」をブランドの象徴的な商品として定番メニュー化するとともに、「おいしさ濃縮製法」によって生まれた「オハヨー濃(こい)ミルク」を新たに導入。同社の技術力と商品開発力を活かしながら、ミルク本来のおいしさをもっと身近に感じられるメニューへと刷新する。  2026年5月に発売した「-7℃ミルクアイス」は一般的なアイスよりも少し高い温度帯で提供することで、ミルクの香りやなめらかな口当たりをより豊かに感じられることが特徴で、発売から好評だったという。今回のリニューアルでは、この「-7℃ミルクアイス」を、Shiroノmonoを代表するメニューとして位置付け、ミルクの新しい楽しみ方を発信していく。  また、今回のリニューアルでは「オハヨー濃ミルク」シリーズが新たに登場する。同社独自の「おいしさ濃縮製法」で水分だけを取り除き、生乳の成分をじっくりていねいに濃縮した。ミルク本来のコクや自然な甘さをシンプルに楽しめるメニューとして、初めて来店される人でも気軽に手に取れる価格帯と味わいを目指した。コーヒーでも紅茶でもない。ミルクそのものを楽しむという、新しいカフェの選択肢を提案していく。  なお、リニューアルオープンを記念して2026年7月18日から20日までの3日間の期間限定で、「-7℃ミルクアイス」を380円(税込、以下同)、「オハヨー濃ミルク」を200円の特別価格でそれぞれ販売する。  同社では「Shiroノmonoは開業以来、『ミルクが主役のカフェ』という新しい価値観を提案してきました。その中で私たちが改めて実感したのは、お客様が求めているのは特別な体験だけではなく『日常の中でミルクのおいしさを気軽に楽しめること』だということでした。今回のメニューリニューアルでは『ミルクらしさ、ぎゅっと。』をコンセプトに、ミルクをより身近に楽しめる入口を増やしながら、その奥深さも体験できる店舗へと進化します」としている。  ≪酪農経済通信/2026年7月17日付≫  原題:オハヨー乳業のカフェ、メニューを刷新

  • 《動画》第70回鹿追町デーリィフェスティバル 主な受賞牛を紹介

    第70回鹿追町デーリィフェスティバルが7月11日、北海道河東郡鹿追町の鹿追町家畜共進会場で開かれた。デーリィマンプラスでは、主な受賞牛を動画で紹介する。 《主な受賞牛》敬称略 グランド・チャンピオン|プリンセスデール アイルー チーフ|出品者:㈱石村牧場 リザーブ・グランド・チャンピオン|プリンセスデール チヤツキー ラムダ|出品者:㈱石村牧場 ジュニア・チャンピオン|SH ロデイー ハーゲン|出品者:田原 朋弥 リザーブ・ジュニア・チャンピオン|ロートスウエル リキツド ホロー|出品者:蓮井 大地 《大会概要》 大会名:第70回鹿追町デーリィフェスティバル 開催日:2026年7月11日 会 場:鹿追町家畜共進会場(北海道河東郡鹿追町元町4丁目) 審査員:高塩純さん(㈱十勝家畜人工授精所)

  • 酪農経済通信 2026年7月16日付 補給金のクロコン対象化、6月販売乳量、自民党の政府備蓄米要請など

    『酪農経済通信』2026年7月16日付では、自民党の畜産・酪農対策委員会が、加工原料乳生産者補給金等を「生乳需給安定クロスコンプライアンス」の対象に加えることなどを盛り込んだ提言案を示したことを取り上げています。  このほか、中央酪農会議が発表した6月の用途別販売実績、自民党による政府備蓄米の早期買い戻しに関する要請、酪畜連携をテーマにした帯広市での講演会、乳酸菌SBT2055に関する雪印メグミルクと名古屋大学の共同研究などを掲載しています。 <主な記事> 【補給金】加工原料乳生産者補給金をクロコン対象に(1) 自民畜酪委が生乳需給の安定へ提言案示す 需給と価格の安定へ施策の強化は喫緊課題 畜安法の改正に向けて早急な対応を求める 酪農家全体を守るための規律の強化も要望 「ちょい出し二股出荷」問題の対応に向け 実効性のある規律の具体化に向けた作業も 【生産】6月の販売乳量は1.5%減――中酪速報(4) 前月2.0%減に続き、9カ月連続減少に ホクレン2.0%減、都府県計0.9%減 牛乳11カ月連続減、はっ酵乳5カ月ぶり増 脱粉・バター2.6%減、4カ月連続減少 【行政】政府備蓄米の早期買い戻しで自民党が要請(9) 水田政策の具体像示し、十分な予算を確保 需要に応じた生産の徹底へ取り組み強化を 米の生産コストを下回る取引の抑止も要請 【講演】明治飼糧北海道荷受組合が帯広で講演会㊤(11) 酪畜連携による和牛生産の「最前線」学ぶ 基本的なことを行うのが一番重要――藤本氏 砂ベッドを導入して乳房炎のリスクを低減 新たな収入源として和牛受精卵をスタート 【乳業】SBT2055が加齢に伴う学習行動低下を抑制(15) 雪印メグミルクと名古屋大学の共同研究で 線虫を用いて、連合学習能の低下を調べる ヒトの記憶力や学習能力維持への寄与期待 <資料>  6月用途別販売実績(速報)――中酪(7、8) <人事>  農水省(7月15日・『酪農経済通信』関係分)(16)  Dairyman+で公開している記事は、リンクのある見出しからご覧いただけます。  ≪酪農経済通信/2026年7月16日付≫  ★『酪農経済通信』では、酪農・乳業に関するニュースを日刊でお届けしています。購読をご希望の方は、こちらからお申し込みください。

  • 全日本トラック協会が初の飼料部会を設立 飼料輸送の安全確保と維持へ

    総会には17社が出席した  全国のトラック輸送を担う事業者で構成する全日本トラック協会(全ト協)は2026年7月13日、東京・四ツ谷の全日本トラック総合会館で飼料部会の第1回総会を開き、部会を正式に立ち上げた。トラック運送業界全体でドライバー不足が深刻化する中、危険な高所作業や契約外の附帯業務が常態化している飼料輸送において、持続可能な物流を構築することが目的。全国から関係者が集い、ドライバーの安全確保と労働環境の改善を一丁目一番地に、飼料輸送の維持に向けた全国規模での取り組みを始める。  全ト協が飼料輸送に関する全国的な枠組みを設置するのは初めて。全国19道県・92部会員で構成し、九州・沖縄の8県のほか、北海道と青森、茨城、群馬、千葉、新潟、長野、福井、静岡、岡山、愛媛の10県が参加する。このうち佐賀、熊本、宮崎、鹿児島の4県は既に県単位で飼料部会を設置しており、北海道、大分県でも今後、道県で部会を設ける見込み。  日本の畜産業は地域経済の要であり、安定的な飼料供給が滞れば、地域経済への影響も甚大だとして、特に濃厚飼料の輸送を念頭に、国や自治体、飼料メーカー、生産者、畜産関係団体、運送事業者が一体となって対応すべく、農水省・国交省・厚労省などとの連携の下でスピード感をもった課題解決に当たるための全国組織を設けた。  運送業界では輸送力の不足による「荷物を運びたくても運べない」状況が懸念されており、特に飼料輸送は他の運送業務と比べ安全面での問題が大きく、その改善が喫緊の課題となっている。例えば、畜産農家での飼料貯蔵用タンクへの補充作業の際、老朽化した設備などに起因するドライバーの転落事故が起きているほか、各農家に合わせた独自の添加剤をバルク車の上部へ担ぎ上げて投入する作業でヒヤリハット事例が発生するなど、危険を伴う高所作業が常態化している現実があるという。これらの高所作業を含めた契約外の附帯作業や、非効率な運送も飼料輸送の持続可能性を阻む要因となっている。  全ト協輸送事業部は飼料タンクの在庫確認や発注代行、配送計画の作成まで運送事業者が担っている実態を指摘したほか、農家側の飼料残量管理不足による突発的な発注や、それに伴う小ロット・多頻度配送を課題として挙げた。 高所作業削減、コストの価格転嫁など目標  総会には17社が出席し、初代部会長に株式会社FK物流(宮崎県都城市)の福田博代表取締役を選任した。  就任のあいさつで福田部会長は「飼料輸送には問題が山積している」と危機感を示し、直近でも過積載に起因する横転事故や、運送会社の社長および運行管理者が逮捕される事案が発生していることに触れ、「日本の畜産を守るためにも、コンプライアンスを守り、大切なドライバーを守るため、関係省庁へしっかりと陳情していきたい」と力強く決意を語った。  また、福田部会長の指名により、副部会長として釜渕運送有限会社(青森県田子町)の釜渕嘉与社長、行方運送株式会社(茨城県行方市)の熊谷茂穂社長、藤井運送株式会社(岡山県井原市)の藤井和利代表取締役の3人を選任した。  事業計画では、近年の経済情勢やトラック適正化2法の全面施行を見据え、飼料輸送事業の安定的経営と労働環境の整備を主軸に、①ドライバーの危険な高所作業の削減②飼料輸送における非効率な運送・附帯業務の削減③コストを踏まえた価格転嫁の推進――を活動目標とする。  具体的には、飼料タンクやバルク車での高所作業を減らすため、安全向上のための構造変更や適切な管理、機器整備を推進する。また、運送以外の役務である附帯業務を明確化し、対価等の書面化を推進するとともに、飼料メーカーや畜産関係者と連携し、長距離・長時間輸送の削減を目指すとした。  このほか、家畜伝染病の頻発に伴う消毒作業や運行計画の変更など、運送事業者の負担が増しているとして、国交省や農水省、厚労省との意見交換を積極的に実施し、現場の実態に基づいた施策を要請していく考え。 飼料タンク整備、費用負担のあり方が課題  総会の後半には意見交換が行われ、参加者の間で課題解決に向けた情報の共有がなされた。  高所作業の原因となっている飼料タンクについては、飼料タンクへの昇降時に起きている転落事故を念頭に、下から投入できる安全な仕組みなど、登らなくて済む飼料タンクへの移行が急務だという指摘がなされた。安全装置の追加にかかるコストは飼料タンク1基当たり10万円前後だという見方が会場から示されたが、一方で宮崎県だけでも約3万基のタンクが存在するという試算もあり、費用負担のあり方が大きな壁となるとした。  地域特性も課題になりそうだ。釜渕副部会長は、「豪雪地帯では飼料タンクの上に1.5mもの雪が積もる。その雪を取り払うために、結局は高所に登らざるを得ず、開閉式の安全装置などを導入しても夏場しか機能しない」と指摘。これに対し、メーカーなどとも協議を進めていると話し、上部投入ではなく下部からの投入方式など、抜本的な形状変更の検討が求められるとした。また、飼料メーカーから譲渡されて以降、責任の所在が不明確なタンクも散見されるといった、安全管理に関する問題も指摘された。  このほか、高所作業にかかる附帯作業料を請求してはどうかという意見について、福田部会長は危険な作業をドライバーにさせないことが本旨であると見解を示した。  なお、総会終了後には農水省畜産局飼料課との意見交換会も非公開で行われた。  (山根藍利)  ≪酪農経済通信/2026年7月15日付≫  原題:全日本トラック協会、初の飼料部会を設立

  • 「明治ほほえみ」が日本子育て支援大賞2026を受賞

    「明治ほほえみ」  明治の乳児用調製乳「明治ほほえみ」が、一般社団法人日本子育て支援協会が選定する「日本子育て支援大賞2026」を受賞し、2026年7月13日に表彰式が行われた。  「日本子育て支援大賞」は、一般社団法人日本子育て支援協会が主催するアワードで、子育てをするママ・パパ、祖父母にとって実際に「役立った価値」のある商品・サービスを評価し、子育てに良い商品やサービスがさらに生まれてくることを支援する目的で実施しており、2026年で7回目。  「明治ほほえみ」は、缶タイプの「明治ほほえみ」をはじめ、計量が不要でこぼれないキューブタイプの「明治ほほえみ らくらくキューブ」、調乳不要で哺乳ビンに注ぐだけの液体タイプ「明治ほほえみ らくらくミルク」、アタッチメントを付けることで缶のまま授乳できる「明治ほほえみ らくらくミルク アタッチメント」などを展開。日々の授乳に加えて外出時や災害時や緊急時の備えなど、さまざまな育児シーンに寄り添う商品展開が評価され、受賞に至った。  なお、同社は、2020年に「明治ほほえみ らくらくミルク」が第1回「日本子育て支援大賞」を受賞している。同社では「今回の受賞により、『明治ほほえみ』ブランドが子育て支援において果たす役割が、改めて社会的に認められる結果となりました」としている。  ≪酪農経済通信/2026年7月15日付≫  原題:明治の乳児用調製乳「明治ほほえみ」受賞

  • アイス協が「アイスな瞬間!2026」写真投稿キャンペーン

    「“アイスな瞬間!2026”写真投稿キャンペーン」  日本アイスクリーム協会は2026年7月14日から「“アイスな瞬間!2026”写真投稿キャンペーン」を実施する。「アイスな瞬間」を撮影した写真をキャンペーンサイト内の応募フォームから募集し、入賞者にはアイスの詰め合わせなどを贈る。キャンペーン期間は9月15日まで。  応募部門は2つ。「アイスでスマイル!部門」では、市販のアイスクリームを食べて思わず笑顔になった表情や驚いた表情など、アイスを楽しむ瞬間の写真を募る。「アイスでパシャリ!部門」では、ジャンルを問わず、市販のアイスクリームが写っている自慢の一枚を募集する。  審査により、入賞者にはそれぞれアイスクリームのおいしさ・楽しさを体験できる賞品をプレゼントする。  最優秀賞(1人)には「15種類のアイス詰め合わせ+協会オリジナルQUOカードPay3万円分+写真マグネット1点」、部門賞(2人)には「15種類のアイス詰め合わせ+協会オリジナルQUOカードPay1万円分+写真マグネットミニ1点」、入賞(30人)には「15種類のアイス詰め合わせ+協会オリジナルQUOカードPay500円分」が贈られる。  応募作品は未発表のオリジナル作品限定で、写真に市販のアイスクリーム類が写っていることが条件。写真を職業とする場合は投稿を控えるよう呼びかけている。  ▽URL=https://www.icecream.or.jp/campaign/2026/summer/  ≪酪農経済通信/2026年7月15日付≫  原題:アイス協が今年もアイス投稿キャンペーン

  • 酪農経済通信 2026年7月15日付 全ト協初の飼料部会、水田政策の基準単収、ホクレン2026年産概算金など

    『酪農経済通信』2026年7月15日付では、全日本トラック協会が初の飼料部会を設立し、ドライバーの安全確保と飼料輸送の維持に向けた全国規模の取り組みを始めたことを取り上げています。  このほか、水田政策の基準単収を巡るJA北海道中央会・樽井功会長の見解、ホクレンの2026年産米概算金や生乳受託乳量、雪印メグミルクと日本栄養大学のアイデアコンテスト、九州乳業の決算、アイス投稿キャンペーン、札幌市内のホテルでのミルクフェア、「明治ほほえみ」の受賞などを掲載しています。 <主な記事> 【流通】全日本トラック協会、初の飼料部会を設立(1) ドライバーの安全確保と飼料輸送の維持へ 全国19道県、92部会員で関係省庁とも連携 高所作業削減、コストの価格転嫁など目標 飼料タンク整備、費用負担のあり方が課題 【生産】基準単収は実態に応じた設定を――樽井会長(5) 生産者が意欲持って営農続けられる制度に 備蓄米買い戻し、遅れるほど判断難しくなる 米需給安定は「国の責務」の観点で施策を AI農業特区、ニーズに応じた技術開発に期待 【生産】2026年産概算金、需給やコストを勘案し検討(8) 2025年産玄米販売量は前年下回る――ホクレン ポッカサッポロとコラボし、ラッシー企画 酪農・畜産と肥料の高騰対策の支援を説明 【生産】ホクレン7月上旬受託乳量は前年並みに(11) 日乳量0.1%減、3旬連続で前旬下回る 支所別は3支所前年超え、9支所前年割れ 【乳業】雪印メグが日本栄養大と共同でコンテスト(12) 同大学の学生対象「#ほねいち2026」 MBP活用した働く女性への骨の健康啓発 【決算】九州乳業、2025年度売上高は1.4%増に(13) 【消費拡大】アイス協が今年もアイス投稿キャンペーン(14) 笑顔や驚き、アイスを楽しむ写真など募集 入賞者にアイス詰め合わせやQUOカード 【乳業】札幌のホテルと連携しミルクフェア開催中(15) 朝食ビュッフェへの製品提供など――よつ葉 【商品情報】明治の乳児用調製乳「明治ほほえみ」受賞(16) 第7回「日本子育て支援大賞2026」で  Dairyman+で公開している記事は、リンクのある見出しからご覧いただけます。  ≪酪農経済通信/2026年7月15日付≫  ★『酪農経済通信』では、酪農・乳業に関するニュースを日刊でお届けしています。購読をご希望の方は、こちらからお申し込みください。

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