中標津の自社牧場の生乳をスイーツに 新ブランド「堂島ミルク」大阪で開店


「堂島ロール」を展開する株式会社モンシェールは10月21日、北海道・中標津の自社牧場「モンシェール・ファーム」の生乳から作ったクリームを主役にする新ブランド「堂島ミルク(DOJIMA MILK)」を、大阪市のあべのハルカス近鉄本店にオープンする。
堂島ロールで親しまれてきたクリームの魅力を、ロールケーキとは異なる生地や食感、素材との組み合わせで伝える。生菓子や焼き菓子のほか、店内厨房で注文を受けてから仕上げるクレープやソフトクリームも販売する。
モンシェールは、クリームのおいしさを追求する中で、原料となる生乳の品質に着目。北海道・中標津の酪農家と出会い、地域の過疎化や酪農従事者の高齢化などの課題を知ったことから、菓子づくりを通じて北海道の生乳と酪農の魅力を伝える取り組みを進めてきた。
自社牧場のモンシェール・ファームでは、牛が快適に過ごせる飼養環境を重視している。スイーツを作る同社と酪農家が互いの仕事への理解を深めながら、商品の土台となる生乳づくりに取り組む。
新ブランドでは、店頭で販売するスイーツを通じ、原料となる生乳がどこで生産され、どのような人たちによって支えられているのかを伝える。商品を手に取る消費者と牧場の距離を近づけ、北海道の生乳を将来へ残すことにもつなげたい考え。
商品は、もちもちとした生地でクリームを包んだ「幸せミルク包み」、自社牧場のクリームを使ったチーズケーキ「白いフロマージュ プティ」、2層のチーズの食感を楽しめる「雪どけフロマージュ」など。練乳と堂島ロールのクリームを合わせた「プチブレッド」や、ダックワーズ、パイなどの焼き菓子もそろえる。
店内厨房では、出来立てのクレープと「堂島ミルクソフト」を提供する。クレープはクリーム、いちご、チョコアーモンド、季節のマロンなどを展開。ソフトクリームは、自社牧場の生乳から作ったクリームの香りと滑らかな口当たりを生かす。
店舗は、あべのハルカス近鉄本店地下1階の洋菓子売り場に設ける。営業時間は午前10時~午後8時で、百貨店の営業に応じて変更する場合がある。
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