明治とネスレ日本、粉ミルク・飲料を海上ラウンド輸送 CO₂約5割削減へ
6 日前
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株式会社明治とネスレ日本株式会社は、両社の製品を組み合わせた関東―関西間の海上ラウンド輸送を始める。関東から関西へ明治の粉ミルク製品を運び、復路でネスレ日本の飲料製品を輸送することで、空荷を減らし、物流の効率化と環境負荷の低減を図る。
ラウンド輸送は、荷物を届けた後の復路で別の荷物を運び、空荷での走行を減らす輸送方法。明治は10月19日から「明治ほほえみ」をはじめとする粉ミルク製品を関東から関西へ輸送し、ネスレ日本は同22日から「ネスカフェ ゴールドブレンド」などの飲料製品を関西から関東へ運ぶ。
輸送には、トラックの荷台部分であるトレーラーをそのまま船に積み込むRORO船を活用する。運転手が長距離を走行する必要がないため、拘束時間を短縮できるほか、両社の貨物を往復で組み合わせることで車両の稼働率を高める。トラックだけで輸送する場合と比べ、年間のCO₂排出量を約5割削減できる見込み。
往路は、明治の野田倉庫(千葉県野田市)から千葉港を経由し、西日本MDC(大阪府高槻市)まで輸送する。復路は、ネスレ日本の尼崎MDC(兵庫県尼崎市)から堺泉北港を経由し、野田物流センター(千葉県野田市)へ運ぶ。物流拠点と港の間はトラックを使用する。
輸送頻度は当初、月1往復で開始し、順次週1往復へ拡大する予定。全行程の輸送手配は郵船ロジスティクス株式会社が担う。明治にとって、関東―関西間の粉ミルク製品の一部を海上輸送に切り替えるのは初めてとなる。
両社は今回の取り組みを物流連携の第一歩と位置付け、運用実績を踏まえながら、新たな輸送ルートや地域への展開を検討する。

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