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  • 学生が考案したミルクドリンクなどを販売 札幌駅で「ミルクランド北海道カフェ」

    北海道牛乳普及協会とホクレンは21~27日の7日間、「ミルクランド北海道カフェ~秋~」をJR札幌駅構内の北海道どさんこプラザ札幌店で開催する。会期中は札幌ベルエポック製菓調理専門学校の学生が考案したミルクドリンクなどを販売する。  この催しは同協会の牛乳・乳製品普及啓発事業の一環。期間中は同校の学生が考案したミルクドリンク「かぼチョコラッテ」「抹茶黒糖ラテ」「みたらしとうきびシェイク」「ミックスベリーラッシー」(いずれも200円、税込・以下同)を日替わりで販売する。  開催時間は各日とも午前10時30分~午後6時。22、25日は同校1年生が店頭に立ってPR活動を行う。ミルクドリンクの販売は午前10時30分、正午、午後1時30分、3時、4時30分、6時の6回。各回とも販売10分前から30杯分の整理券を配布する。  メニューは21、23、25、27日が「かぼチョコラッテ」「抹茶黒糖ラテ」、22、24、26日が「みたらしとうきびシェイク」「ミックスベリーラッシー」。このほか、ストレートミルクを終日100円で販売する。  出典:酪農経済通信 2026年10月19日付  原題:学生が考案したミルクドリンクなどを販売

  • 🔐牛乳文化は「好き」から始まる 広島・サゴタニ牧農が日本橋三越に初出店

    広島市佐伯区湯来町で酪農から乳製品の製造、販売までを手がけるサゴタニ牧農は10月14~20日の7日間、日本橋三越本店(東京都中央区)に初出店した。自社牧場の生乳を使ったジェラート7種を実演販売したほか、牛乳やヨーグルト、バターをそろえ、広島県外での認知拡大を図った。牛乳は「あきとふゆ牛乳」(500mL、税込み368円)と「久保正彦の低温殺菌牛乳」(同389円)をそれぞれ約200本、このほか「サゴタニ牧農バター」(110g、同864円)約120個、「ヨーグルトプレーン」(500g、同594円)約150個を用意したが、19日午前の取材時にはジェラート以外の牛乳・乳製品がすべて売り切れた。同日14時ごろには追加の商品が到着する予定となっており、好調な売れ行きを見せていた。【文・写真=斉藤宏之】

  • 酪農経済通信 2026年10月19日付 上期乳量2年ぶり減少、武部農相が就任会見、明治とネスレ日本が海上輸送開始など

    『酪農経済通信』2026年10月19日付では、中酪がまとめた上期の生乳生産量を掲載。乳量は前年同期比0.5%減となり、2年ぶりに減少した。ホクレンは0.3%減、都府県計は0.8%減となったほか、飲用牛乳等向けは3.2%減となり、6年連続で減少した。  このほか、武部新農相の就任会見、第13回輸入バター900t入札、明治とネスレ日本による海上輸送の開始、日本テトラパックによるLL牛乳の価値発信、学生が考案したミルクドリンクなどを販売する「ミルクランド北海道カフェ」などを掲載している。 【生産】上期乳量0.5%減と2年ぶり減少―中酪  前年度上期は1.3%増、通期0.4%増 ホクレン0.3%減、前年度は2.4%増 都府県計は0.8%減と5年連続の減少に 県別では福島6.9%増など13県で増加に 飲用牛乳等向3.2%減、6年連続減少に 【農政】脱粉在庫対策「すべての関係者が協力を」  武部新農相が就任会見、農政への抱負語る 脱粉を使用した商品開発で需要拡大に努力 国産脱粉を使ったプロテインを例に挙げる 「多様な米の需要に応じた生産」が基本に 【輸入】第13回輸入バター900t入札、全量落札  競争倍率1.65倍、前回1.5倍を上回る バラは880.2t、小物19.8tを落札 【乳業】明治とネスレ日本、協業で海上輸送を開始  関東から関西間の輸送で「ラウンド輸送」 物流の効率化と環境負荷の低減につなげる 【催し】日本テトラパック、LL牛乳の価値を発信  国際総合包装展「TOKYO PACK」 8年ぶり出展、常温保存容器の利点をPR LL牛乳は「社会課題の解決に寄与する」 【消費拡大】学生が考案したミルクドリンクなどを販売  21~27日に「ミルクランド北海道カフェ」 【人事】農水省(10月15日) 【資料】9月用途別販売実績(速報)―中酪 Dairyman+で公開している記事は、リンクのある見出しからご覧いただけます。 ≪酪農経済通信/2026年10月19日付≫ ★『酪農経済通信』では、酪農・乳業に関するニュースを日刊でお届けしています。購読をご希望の方は、こちらからお申し込みください。

  • 《ミルク de dish》秋野菜のヨーグルトタコス

    秋野菜と牛ひき肉を包み、パクチー入りのヨーグルトソースで仕上げたタコス 【材料】(4人分) トルティーヤ(小麦粉) 4枚 牛ひき肉 120g レンコン・ニンジン 各30g レタス 2枚 チリパウダー 2つまみ 塩・コショウ 適量 細切りチーズ 20g パクチー 1本 ★水切りヨーグルト 50g ★クミンパウダー 4振り ★塩 適量 【つくり方】 ① レタスを細切りにする。 ② レンコンとニンジンを小さめの角切りにし、中火で炒める。牛ひき肉を加え、色が変わったらチリパウダーと塩・コショウで味を調える。 ③ パクチーを細かく刻み、★と混ぜ合わせてヨーグルトソースをつくる。 ④ フライパンでトルティーヤの両面に軽く焼き色をつける。 ⑤ トルティーヤにレタス、②の具材、③のヨーグルトソース、細切りチーズを載せ、半分に折って仕上げる。 【レシピ考案】向井智香/一般社団法人ヨグネット代表理事 初出:月刊『デーリィマン』2025年10月号

  • 🔐第16回農業WEEKに3万人超来場 畜産の予防・衛生EXPOを新設

    日本最大級の農業・畜産の総合展示会「第16回農業WEEK(通称J-AGRI、主催=RX Japan合同会社)」が10月7日から9日にかけて、千葉市の幕張メッセで開催された。

  • フットサル・エスポラーダ北海道と連携し牛乳・乳製品の消費拡大へ 北海道

    スポーツと牛乳・乳製品の親和性について理解を深め、日々の健康維持や体づくりに牛乳・乳製品を取り入れるきっかけにしてもらおうと、北海道はプロフットサルチーム・エスポラーダ北海道と連携した取り組みをスタートした。SNS連携企画やリーグ戦でのPRを行い、牛乳・乳製品の消費拡大につなげていく。  「今月の選手ミルク」と題したSNS連携企画は、フットサルのエース番号である5にちなんで、毎月5、15、25日にエスポラーダ北海道の選手が順番で牛乳を飲んだり乳製品を食べたりしている写真や、牛乳・乳製品を使った料理をしている写真をエスポラーダ北海道の公式Xに投稿。成長期の子どもたちや健康な体づくりを目指す人に牛乳・乳製品を飲食する大切さを紹介する。  この投稿は北海道畜産振興課のアカウントでもリポストし、牛乳・乳製品の魅力発信につながるコメントを添えて消費拡大をPRする。  また、10月25日に札幌市の北海きたえーるで行われるリーグ戦では、試合会場特設ブースで「カルシウム診断」に協力した先着300人にLL牛乳(200mL、雪印メグミルク提供)や牛乳・乳製品オリジナルウェットティッシュをプレゼントする。時間は午前9時45分の開場から、試合のハーフタイム終了まで。  試合のオープニングでは2027年8月に帯広・音更両市町で行われる第13回全国和牛能力共進会(和牛全共)北海道大会の公式キャラクター「和ぎゅリー」が登場し和牛全共をPRするほか、和ぎゅリーインスタグラム(第13回全共北海道大会公式)をフォローした先着100人に特製缶バッジと牛乳・乳製品オリジナルエコバックをプレゼントする。 出典:酪農経済通信 2026年10月16日付 原題:プロフットサルチームと連携し消費拡大へ

  • 酪農経済通信 2026年10月16日付 簗農相が辞任、農業WEEKに3万人超、牛由来肉骨粉の飼料規制見直しなど

    『酪農経済通信』2026年10月16日付では、簗和生農相が辞任し、後任に武部新元農林水産副大臣を起用する人事を掲載。簗農相の辞任は事実上の更迭で、今後の政権運営への打撃は避けられない情勢となった。  このほか、3万1261人が来場した「第15回農業WEEK」、明治ブルガリアヨーグルトの「グッドデザイン・ロングライフデザイン賞」受賞、牛由来肉骨粉の飼料規制見直し、森永乳業の研究員による産業標準化事業表彰の受賞、北海道とエスポラーダ北海道が連携した牛乳・乳製品の消費拡大策などを掲載している。 【農政】簗和生農相が辞任、後任に武部新氏を起用  道路予算削減発言、公職選挙法違反疑いも 事実上の更迭、政権への打撃は避けられず 【特集】第16回農業WEEK、来場者数は3万人超  畜産資材関係企業・団体の展示内容紹介㊤ 畜産予防・衛生EXPOなど専門展も実施 日本草地畜産種子協会は飼料用イネを紹介 【乳業】明治が「ロングライフデザイン賞」を受賞  グッドデザイン・ロングライフデザイン賞 ロングセラー「明治ブルガリアヨーグルト」 デザイン「青と白の世界観」一貫して継承 【行政】牛由来肉骨粉の飼料規制見直しへ―農水省  扁桃や30カ月齢超脊柱など原料利用可能に 【乳業】森永乳業の研究員が産業標準化事業表彰  「イノベーション・環境局長表彰」を受賞 ビフィズス菌の菌数測定法国際規格改訂で プロジェクトリーダーとしての主導が評価 【案内】コープデリ連合会が「紺綬褒章」を受章  「ハッピーミルクプロジェクト」の寄付で 【消費拡大】プロフットサルチームと連携し消費拡大へ  SNSで牛乳・乳製品を取る大切さ紹介―道 【商品情報】森永「ピノ 香り湧き立つカフェラテ」 【調査】非乳業8月、はっ酵乳、乳酸菌ともに減少 【資料】はっ酵乳・乳酸菌飲料の生産量の推移 Dairyman+で公開している記事は、リンクのある見出しからご覧いただけます。 ≪酪農経済通信/2026年10月16日付≫ ★『酪農経済通信』では、酪農・乳業に関するニュースを日刊でお届けしています。購読をご希望の方は、こちらからお申し込みください。

  • 森永乳業「ピノ 香り湧き立つカフェラテ」を再発売 「ピノ」50周年で期間限定

    森永乳業は10月26日から全国で、「ピノ 香り湧き立つカフェラテ」を期間限定で発売する。  同商品は、2021年から2025年に発売した「ピノ」の期間限定フレーバー商品の中で、リピート率No.1を獲得した人気フレーバー。2023年の発売時に再販を望む声が多く寄せられたことから、「ピノ」発売50周年の節目に期間限定で再発売する。  香り湧き立つカフェラテアイスを、なめらかなセミスイートチョコでコーティング。カフェラテアイスにはコロンビアスプレモとエチオピアモカの2種類のコーヒーエキスを73対27の割合でブレンドし、程よい苦味とほのかな酸味のバランスがとれたコーヒー風味に仕上げた。種類別・アイスミルク、60mL(6粒)、190円(税別)。期間限定発売。 出典:酪農経済通信 2026年10月16日付 原題:森永「ピノ 香り湧き立つカフェラテ」

  • 見て、触れて、味わう牛乳の魅力 「ミルクフェス in 豊洲2026」

    昨年も好評だった「47都道府県の牛乳飲み比べ」コーナーには、今年も多くの来場者が列をつくった  牛乳・乳製品を見て、触れて、味わいながら、その背景にある酪農にも親しむ「牛乳でスマイルプロジェクト ミルクフェス in 豊洲2026」が10月17日、東京都江東区の豊洲公園で開かれた。主催は一般社団法人Jミルク。47都道府県の牛乳飲み比べをはじめ、ヨーグルトエリア、牛親子の展示、体験型企画や商品の試飲・販売など、多彩な催しに多くの親子連れが訪れた。【文・写真=斉藤宏之】 ※公開後1週間、無料でご覧いただけます。 オープニングで、牛乳・乳製品を安定的に消費する重要性を訴える農林水産省畜産局の谷村局長 年末年始の需要対策へキックオフ  開場前に行われた関係者向けの朝会で、Jミルクの渡辺裕一郎専務理事は、学校給食がなくなり牛乳需要が落ち込む年末年始に向け、同フェスが消費拡大に取り組む上でのキックオフになると説明。出展者に対し、来場者を笑顔で迎え、安全にイベントを運営するよう呼び掛けた。  ミニステージのオープニング「牛乳で乾杯!」では、農林水産省畜産局の谷村栄二局長があいさつした。牛は急に増やしたり減らしたりできず、生産を調整しても成果が表れるまでには時間がかかることから、牛乳・乳製品を安定的に消費することが重要だと説明。飲用牛乳の消費量が若干減っていることに触れ、会場で味わった商品を次の購買につなげてほしいと呼び掛けた。子どもが多く集まったことには「非常に心強く感じている」とし、「我々としては、作る方も食べる方も応援していきたい」と話した。  続いてJミルクの大貫陽一会長が、牛乳でスマイルプロジェクトには全国の企業や団体、自治体など約1,300のメンバーが参加していると紹介。今夏は暑さによる乳量減少が比較的小さかった一方、牛乳消費は伸びておらず、学校の冬休みを控えて難しい需給局面を迎えるとの認識を示した。同フェスを牛乳・乳製品に親しむきっかけにしてほしいと述べ、開会を宣言。「牛乳で乾杯!」の掛け声とともにイベントはスタートした。 来場者に乳牛や酪農について説明する交牧連の青沼光さん(富山県高岡市・clover farm代表) ミニステージの「酪農家さんの紙芝居」には多くの親子連れが集まり、牛や酪農について楽しく学んだ 本物の牛と餌から酪農を知る  会場の一角では、地域交流牧場全国連絡会(交牧連)の加茂太郎さんが所有する成牛1頭と子牛2頭が展示された。全国各地から集まった交牧連のメンバーが牛の管理や来場者への説明に当たり、親子連れが牛を間近で観察したり、記念写真を撮ったりしていた。  加茂さんは、来場者との会話も同フェスの意義だと感じている。取材前には、年配の男性に千葉県内の酪農の昔と現在について説明している姿も見られた。  中でも印象に残ったのが、父親と訪れた小学生の女の子だった。「将来は酪農家になりたい」と話し、日頃から本やインターネットで酪農や牛について調べているという。牛が何を食べているのか尋ねられた加茂さんが「TMR」と答えると、女の子はすぐに反応した。別のブースで実物の餌を展示していると教えると、興奮した様子で走っていった。知識として知っていたTMRと実物の餌が、会場で結び付いた場面だった。  加茂さんは、小学生の女の子本人から直接「酪農家になりたい」と聞いたのは初めてだったといい、「うれしいですね」と笑顔を見せた。  中央酪農会議のブースでは、交牧連のメンバーが来場者への説明や体験の補助を担った。牛の模型を使った模擬搾乳のほか、牧草や配合飼料、飼料米、豆腐粕、ビール粕、パイナップル粕など約20種類の餌を展示。乳牛が多様なものを食べていることを、実物を見ながら学べる内容とした。交牧連の大井幸男会長は「全国規模でメンバーが協力する機会はなかなかない」と話し、同フェスを各地のメンバーが力を合わせる貴重な場と捉えた。 スキムミルクとレシピブックを配布し、料理への活用方法を紹介した雪印メグミルクのブース 脱脂粉乳由来の繊維を使ったTシャツなどを展示・販売した「moment of MILK」のブース 脱脂粉乳の新たな出口を提案  会場では、業界課題となっている脱脂粉乳の利用拡大に向けた提案も目立った。  雪印メグミルクは、脱脂粉乳を原料とする「毎日使える スキムミルク」とレシピブックをセットで配布した。用意したサンプルは約1,200個。ブースでは4品の料理を紹介し、スキムミルクをスプーン1杯加えることで取れるカルシウム量を示した上で、「あなたならどれが食べたい?」と来場者に投票してもらった。  隣接するULTORAとの共同ブースでは、雪印メグミルクが製造する北海道産生乳由来のホエイパウダーと脱脂粉乳を使ったプロテイン商品を紹介。ビーレジェンドプロテインと全農ニッポンエールのブースでも、脱脂粉乳由来の新しいプロテインを試飲提供した。日々のパンと森永乳業は、スキムミルク入りパンの成形・試食体験を行い、家庭で作れるレシピを紹介した。  食品以外への活用を提案したのが、株式会社Blueprint oneの「moment of MILK」だ。脱脂粉乳から抽出したタンパク質を木材パルプ由来のレーヨンと組み合わせ、その繊維を使ったTシャツを展示・販売。明治と共同開発を進める女性用インナーの試作品も紹介した。  鈴木大樹代表取締役は、Tシャツの販売だけで大量の脱脂粉乳を消費できるわけではないとしつつ、衣類を着る人自身が情報を伝える媒体となり、在庫問題を知ってもらうきっかけになることに期待した。将来は、脱脂粉乳をナフサ由来の工業原料に代わる素材として、プラスチックや包装資材などに活用することも目指している。 「ご当地ヨーグルトマップ」を背に、撮影用プロップスを手にする一般社団法人ヨグネットの向井代表理事 新企画「つながるわなげ」の説明資料を手に、ブース前に立つNPO法人うしミルの高砂理事長(右) 千葉県館山市の須藤牧場を舞台に、搾乳や給餌などの仕事を疑似体験できる関東生乳販連のVRコンテンツ 遊びながら牛乳・酪農に触れる  ヨーグルトエリアでは、一般社団法人ヨグネットが、全国各地のヨーグルトを日本地図上に並べた「ご当地ヨーグルトマップ」を展開した。代表理事の向井智香さんは「北海道にしか牧場がないと思っていたと言われることがある」と話し、全国に酪農や乳業があり、ご当地ヨーグルトには地域や事業者ごとの個性があることを伝えたいと説明した。  今年はヨーグルトの消費拡大事業との連携により、実際の商品容器を展示し、前年より撮影用プロップスも大幅に増やした。写真をSNSに投稿すると抽選に参加できる仕組みも設け、会場ではプロップスを手に撮影を楽しむヨーグルトファンの姿が見られた。  NPO法人うしミルは、稲わらで作った輪を投げる新企画「つながるわなげ」を実施した。牛やミルクを入り口に、食べ物や農業全体へ関心を広げてもらうことが狙い。ミニステージでは、ミルクマイスター高砂さんが監督した「ミルクのケビン THE MOVIE」も上映された。  関東生乳販売農業協同組合連合会は、千葉県館山市の須藤牧場を再現したVR酪農体験を提供。360度に広がる牧場の景色に、頭や体を動かしながら見入る子どもたちの姿が見られた。  よつ葉乳業は、牛乳パックを使ったフォトフレーム作りを実施した。各回12人の定員はすぐに埋まり、コーポレートキャラクター「みるる」のグリーティングでは、来場者から「Instagramで応援している」「会いたかった」と声が上がった。  江崎グリコは、搾乳後3日以内の国産生乳を使ったアイス「牧場しぼり」を1個100円で販売。720個を用意し、販売開始から約1時間で約120個が売れた。子ども向けには牛型の消しゴムをすくってカップに入れるゲームを行い、成功すると消しゴムを1個プレゼントした。  初出展の日本食鳥協会関東支部は、NHK「あしたが変わるトリセツショー」でも紹介された「牛乳×手タンブリング」を提案。鶏胸肉に牛乳と塩を加えて約1分間もみ込むことで、パサつきを抑えて柔らかく仕上げる方法を紹介した。用意した配布物は途中で追加するほどの反応があった。  全国牛乳流通改善協会は、宅配専用商品とリーフレットを配布。用意した計5,000個のサンプルは、開始から約1時間半で全てなくなった。骨密度チェックなども行い、継続的な飲用習慣と牛乳宅配の利用を呼び掛けた。  デザイン事務所のTOAL inc.は、注ぐ飲み物によって文字や絵の見え方が変わる「珈琲牛乳のグラス」を販売。遊び心のある商品で、牛乳を身近に感じてもらう機会をつくった。 「平均牛乳」と「最強牛乳」を前に、牛乳パッケージの研究成果を発表する小学6年生の大坂聡志さん 「スタディツアー」で訪れた牧場での学びを紹介した新渡戸文化高等学校の生徒と教員 若い世代が学び、伝える  初出展の新渡戸文化高等学校では、独自の「スタディツアー」で北海道中標津町の山本牧場などを訪ねた2年生2人が、現地で学んだ酪農や牛乳の魅力を発信した。生徒たちは、牧場ごとに飼養方法や牛乳の味、ものづくりへのこだわりが異なることを知り、「MILK for the FUTUREプロジェクト」として活動を続けている。  ミニステージでは、「牛乳調査隊」として活動する小学6年生の大坂聡志さんが研究成果を発表した。大坂さんは小学3年生ごろから1,000種類以上の牛乳を飲み、パックを収集してきた。  小学4年生の時には、当時集めていた約700種類のパッケージを分析。青、白、緑を基調とし、左向きの牛や縦書きの商品名など、最も多く見られる要素を組み合わせた「平均牛乳」を作った。小学5年生では、同学年の児童へのアンケートを重ね、飲んでみたいと思わせる「最強牛乳」を制作。パッケージの色や商品名などを段階的に調査し、支持を集めた青色や、福岡の方言を使った「ばりうま」をデザインに取り入れた。  6年生になった現在は、スーパーで3日間、朝と夕方に牛乳売り場を観察し、実際にどの商品が購入されるのかを調べている。プライベートブランドの商品が最も多く買われ、まとめ買いする来店者も多い一方、商品によって売れ方に大きな差があったという。  大坂さんは牛乳の魅力を「一番手軽に栄養が取れる存在」と表現した。 体験を次の一杯へ  会場では、全国の牛乳や乳製品を味わうだけでなく、本物の牛を間近で見て、餌に触れ、酪農の仕事を疑似体験し、新たな商品や用途を知ることができた。牛乳を研究する小学生や牧場で酪農を学んだ高校生の活動も紹介され、その魅力をさまざまな角度から捉える機会となった。  学校給食がなくなる年末年始を控え、会場で生まれた興味を家庭でのもう一杯や商品の購入、継続的な飲用につなげていくことが重要になる。同フェスは作る側と飲む側・食べる側を結び、牛乳・乳製品の消費拡大に向けた次の行動を促す、まさにキックオフのイベントとなった。

  • 🔐トウモロコシ主体のTMRと快適な牛床で、新規就農初年度から乳量確保――北海道佐呂間町・岡﨑駿平さん一家

    2026年4月に佐呂間町で新規就農した岡﨑さん一家。左から、祐未さん、長男・政樹ちゃん、駿平さん

  • ゲームで「6分間の酪農体験」 島根のミルクフェアで親子が挑戦

    ゲームで牛の世話から搾乳・販売までをたどる「6分間のデジタル酪農体験」のイメージ  島根県の川上牧場と、株式会社農情人が運営する「Metagri研究所」は、10月10日に島根中央家畜市場で開かれた「しまね酪農ミルクフェア2026」に、ゲームを使った「デジタル酪農体験」ブースを出展した。Metagri研究所が開発した酪農体験ゲームを使い、子どもたちが6分間で牛の飼料づくりや世話、搾乳、加工、販売までを体験した。  使用した「Metagri Milk Farm Event」は、メタバースプラットフォーム「Roblox(ロブロックス)」上で遊べるゲーム。畑で原料を集めて牛の飼料を調合し、牛舎を掃除して牛を世話した後、搾乳、加工、販売へと進む流れをたどる。  イベント向けに、制限時間6分のタイムアタック形式を採用した。搾乳や販売などによって獲得したコインの数を競い、ゲーム内の看板に上位の記録を表示する仕組み。ブースにはタブレット3台を用意し、幼稚園児や小学生を中心に、親子で酪農の仕事に挑戦した。  会場には1500人を超える来場者があり、同ブースでは開場から終了まで順番を待つ列が続いたという。普段からRobloxで遊んでいる子どもが、スコアを伸ばそうと繰り返し挑戦する姿も見られた。  会場では、ゲームの紹介とともに「牛や牛乳の『なんで?』を、本物の酪農家に聞いてみよう!」と呼びかけるチラシを配布。ゲーム内にも川上牧場のタイアップ看板を設置し、ゲームでの体験を実際の牧場や酪農家への関心につなげた。  川上牧場は、ゲームをきっかけに、子どもたちが牛の世話や牛乳が食卓に届くまでの過程に興味を持ってくれればうれしいとしている。当日は牧場主の娘2人もスタッフとして運営に加わった。  全国の乳用牛飼養戸数は、2026年2月1日現在で1万800戸となり、前年から500戸減少している。Metagri研究所は、酪農の担い手が減るなか、子どもたちが日常的に親しむゲームを、牛乳が食卓に届くまでの仕事を知る入口として活用した。  Metagri研究所は、「農業の未来を、みんなでつくる。」を掲げ、農家や学生、会社員などが集まり、新しい技術を使って農業の課題に挑戦するコミュニティ。農業に生成AIやweb3、メタバースなどを組み合わせた企画・開発に取り組んでいる。  今後は、通信環境や幼児、保護者への案内方法など、今回の出展で得た課題を反映し、ゲームと運営方法を改良する。他地域の酪農・農業イベントや、JA、自治体などが行う食育活動への展開を目指す。 タブレットを操作し、酪農体験ゲームに挑戦する来場者 6分間に獲得したコイン数を表すゲーム内のランキング看板 3台のタブレットを使い、デジタル酪農体験に挑戦する親子

  • 農畜産業で働く女性が交流 11月26日、大阪で「みらいフェス」

    女性農畜産業みらいフェス運営委員会は11月26日、大阪市中央区のドーンセンターで「女性農畜産業みらいフェス2026」を開催する。農畜産業に携わる女性や関心のある女性、学生を対象に、事例発表やワークショップ、交流企画を行う。  野菜や米、果樹、花き、畜産など、品目や地域を超えて女性が集まり、仲間づくりや自身のキャリアについて考える機会とする。農水省補助事業「令和7年度雇用就農緊急対策のうち女性の就農環境改善・活躍推進事業」の採択を受けて実施する。  当日は5つのプログラムを用意する。女性農業者による事例発表では、経営に向き合ってきた2人が、成功談だけでなく、迷いや試行錯誤を含めた自身の歩みを紹介する。登壇者は、京都府福知山市の株式会社小林ふぁーむ・小林加奈子氏と、愛知県豊橋市のおかもと農園・岡本尚子氏。  参加者が経理やSNS発信、加工、機械の扱いなど、それぞれの得意分野や工夫を教え合うスキル交換コーナー「私の得意聞いてよ!」も実施する。困りごとピッチ「農業女子ちょっと聞いてよ!」では、参加者が抱える悩みを発表・共有し、同じような課題を乗り越えてきた人から解決のヒントを得る。  このほか、農畜産物などを販売するマルシェ、施術やリラクゼーションを体験できる癒しコーナー、参加者同士の交流タイムを設ける。子育て中の女性も参加できるよう、事前相談制の託児サービスも用意する。  運営委員会の眞榮城美保子氏は、農家の嫁として畜産の世界に入り、石垣島で17年間、和牛繁殖に携わった経験を持つ。現場の女性には外に出る機会が少ないとし、同じ立場の仲間と出会い、地域や業種を超えたネットワークをつくる一日にしたいとしている。  開催時間は13~18時で、マルシェと癒しコーナーは11時から利用できる。定員は100人。参加費は一般5000円、学生1000円で、高校生以下は無料。託児は13~17時で、利用料は1000円。終了後の18時30分から、希望者を対象に会費5500円の懇親会も開く。  申し込み締め切りは11月7日。詳細は公式サイト、申し込みは専用ページへ。

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